機能比較

GeoNLP サービス

「GeoNLP サービス」は、 NII のサーバ上で提供するウェブサービスです。

GeoNLP地名ウェブサービス から地名を検索したり、文章を入力してその中に含まれる地名を解析することができます。たとえば「NII は神保町駅から徒歩3分です。」という文章から「神保町駅」を抽出し、その経緯度を検索して地図上に表示します。良く知らない地名がどこにあるのかを手軽に探したい場合などに利用してください。

ウェブアプリケーションの開発者は、 WebAPI を利用することで、 GeoNLP の機能をマッシュアップすることができます。

GeoNLP ソフトウェア

GeoNLP ソフトウェア 」は、ユーザがご自分のサーバ上にインストールして利用するソフトウェアです。文章中の地名を解析する機能を提供するライブラリと、簡単なコマンドラインプログラムが含まれています。 GeoNLP サービス も GeoNLP ソフトウェア を NII サーバにインストールすることによって実現しています。

地図表示やウェブサービス機能は含んでいませんので、利用するには UNIX が動くサーバとプログラミングのスキルが必要になります。大量のテキストを高速に処理したい場合や、 GeoNLP の機能を含むアプリケーションソフトウェアを開発したい場合、セキュリティの問題でインターネットに接続できない環境下で利用したい場合、独自の地名辞書を使った解析をしたい場合には、GeoNLP ソフトウェア をご利用ください。

CSV アドレスマッチングサービス(CSIS)

CSV アドレスマッチングサービス 」は、 東京大学空間情報科学研究センター のサーバ上で提供するウェブサービスです。住所カラムを含むCSV形式のファイルを送信すると、住所に対応する座標を追加したCSV形式のファイルが返ってきます。調査地一覧、住所録、顧客リストなどを GIS に読み込む際に利用してください。

住所以外の地名(山や川といった自然地名や、駅名などの施設名)は処理できません。また、住所カラムには住所文字列(例:「千代田区一ツ橋1-2-1」)だけを記載する必要があり、「NIIは千代田区一ツ橋1-2-1にあります」という文章として入力されていると解析できません。このような文章を含むデータを処理したい場合には、 GeoNLP サービス の WebAPI を利用するか、 ジオコーダ DAMS をダウンロードしてサーバにインストールした上で GeoNLP ソフトウェア をインストールすることで、アドレスジオコーディング機能を利用することができるようになります。

なお、CSV アドレスマッチングサービスでは、東京大学空間情報科学研究センターと日本加除出版との契約により、商用データである「日本行政区画便覧データファイル」を利用して、過去の住所データを現在の住所データに変換することができます(一部変換できない場合もあります)。このデータは再配布できないため、旧住所を新住所に変換する機能は GeoNLP サービス では利用できません。旧住所を新住所に変換する機能が必要な場合には同データを購入する必要があります。

機能比較表

機能一覧 GeoNLP サービス GeoNLP ソフトウェア CSVアドレスマッチングサービス
文章から地名を抽出 ×
住所ジオコーディング △(*1)
ウェブブラウザで利用 ×
マッシュアップ × ×
独自プログラムに組み込み × ×
一括データ処理 ×
旧住所を新住所に変換 × △(*2)
*1 ジオコーダ DAMS を別途インストールする必要があります
*2 「日本行政区画便覧データファイル」または同等のデータが必要です