インストール

動作に必要な環境

GeoNLP ソフトウェアをインストールするには、以下の環境やライブラリ等が必要になります。

apt, yum などのパッケージマネージャを利用してインストールする場合は、開発者用パッケージ (-devel) も必要です。

OS

UNIX系のOSが必要です。Windowsには対応していません。

CentOS 6.7, CentOS 7.2, Ubuntu 14.04 で動作を確認しています。CentOS でのインストール手順は CentOS でのインストール手順 を、 Ubuntu 14.04 でのインストール手順は Ubuntu 14.04 でのインストール手順 をご覧ください。

GNU C++
プログラムのコンパイルに GNU C++ (g++) が必要です。バージョン 4.1.2 以降で動作を確認しています。
Boost Library

C++ 拡張ライブラリ Boost のバージョン 1.34 以降で動作を確認しています。

ヘッダファイルの他、libboost-system, libboost-filesystem, libboost-regex, libboost-thread をインストールする必要があります。

MeCab

形態素解析エンジン MeCab を利用します。バージョン 0.98 以降で動作を確認しています。

MeCab ダウンロード

MeCab 用の辞書

IPA 辞書, NAIST Japanese Dictionary が利用可能です。 Juman 辞書, Unidic 辞書には対応していません。 UTF-8 である必要があります。

NAIST Japanese Dictionary (推奨)

IPA 辞書

SQLite3
ファイルベースの SQL データベース管理システムです。バージョン 3.4 以降で動作を確認しています。
PHP
GeoNLP 辞書管理ユーティリティ を利用する場合には PHP 5.3 以降が必要です。
GDAL
時空間フィルタ 機能のうち、geo- フィルタを利用する場合には GDAL 1.x 系が必要です。利用しない場合は configure の際に –without-gdal を指定してください。
DAMS

オープンソースのジオコーダライブラリです。インストールは必須ではありませんが、インストールされていない場合は住所文字列の抽出とジオコーディング機能が無効になります。バージョン 4.3.4 で動作を確認しています。

ジオコーダーDAMS

コンパイル手順

configure を利用した一般的な手順でインストールできます。

% gzip -dc geonlp-latest.tgz | tar xfv -
% cd geonlp-X.X
% ./configure
% make

DAMS の利用指定 (ver. 1.0.7 以降のみ有効)

DAMS を利用するかしないかを configure の –with-dams オプションで指定できます。利用しない場合には –with-dams=no, デフォルトディレクトリにインストールされている DAMS を利用する場合には –with-dams, それ以外の場所に DAMS をインストールした場合には –with-dams=/foo/bar のように指定してください。

% ./configure --with-dams=/home/foo/geonlp

ディレクトリを指定する場合には、 DAMS の configure 時に prefix で指定した値を与えてください。デフォルトは /usr/local で、 /usr/local/lib ではない点に注意してください。 –with-dams オプションを省略した場合、デフォルトディレクトリに DAMS がインストールされていれば利用し、それ以外の場合は利用しません。

GDAL の利用指定 (ver. 1.2.0 以降のみ有効)

GDAL を利用するかしないかを configure の –with-gdal オプションで指定できます。利用しない場合には –with-gdal=no または –without-gdal を指定してください。

% ./configure --without-gdal

GDAL を利用しないでコンパイルした場合は 時空間フィルタ が利用できなくなります。

GDAL を利用する場合、ヘッダファイルやライブラリの位置は gdal-config コマンドを実行して取得します。 gdal-config に実行パスが通っていれば自動的に見つけますが、 –with-gdal-config=/foo/bar/gdal-config のように指定することもできます。

ライブラリ、ヘッダファイルの場所指定

Boost や Sqlite3 などのライブラリが通常のライブラリパスにない場合、 configure のパラメータを指定する必要があります。たとえば Sqlite3 を /home/foo/ 以下にインストールした場合にはダイナミックリンクライブラリ libsqlite3.so.xx が /home/foo/lib に、ヘッダファイル sqlite3.h が /home/foo/include に配置されます。この場合には以下のようにパラメータを付けて configure を実行してください。

% ./configure LDFLAGS=-L/home/foo/lib CXXFLAGS=-I/home/foo/include

インストール

管理者権限でインストールします。

% sudo make install

ライブラリファイルのインストール先ディレクトリが、動的ライブラリのリンクパスに含まれていない場合、 libgeonlp が見つからないというエラーが発生します。その場合は /etc/ld.so.conf にディレクトリを追加するか、環境変数 LD_LIBRARY_PATH を設定するといった処理を追加してください。

CentOS でのインストール手順

yum を利用し、以下のパッケージをインストールしておく必要があります。

(6.x の場合) .. sourcecode:: bash

% sudo yum install boost-devel sqlite-devel unzip

(7.x の場合) .. sourcecode:: bash

% sudo yum install boost-devel sqlite3-devel

MeCab, naist-jdic はリポジトリに登録されていませんので、ソースコードをダウンロードしてコンパイル・インストールしてください。

上記の他、もしインストールしていなければ、コンパイラと Make も必要です。

  • automake
  • autoconf
  • gcc-c++
  • make

GDAL を利用する場合、 EPEL リポジトリを追加し、 gdal-devel をインストールします。

EPEL リポジトリの追加方法(外部英語ページ)
% sudo yum install gdal-devel

あとは コンパイル手順 以降に従ってください。

Ubuntu 14.04 でのインストール手順

apt-get を利用し、以下のパッケージをインストールしておく必要があります。

% sudo apt-get install boost-devel sqlite3-devel mecab libmecab-dev mecab-ipadic-utf8

上記の他、もしインストールしていなければ、コンパイラと Make も必要です。

  • g++
  • make

GDAL を利用する場合、パーソナルパッケージアーカイブ(PPA)の UbuntuGis team を登録し、 libgdal1-dev をインストールします。

% sudo add-apt-repository ppa:ubuntugis/ubuntugis-unstable
$ sudo apt update
$ sudo apt-get install libgdal1-dev

あとは コンパイル手順 以降に従ってください。