414 Relive - 熊本地震を再体験するタイムシフト型年表
熊本地震を同一の時間進行で再体験する、タイムシフト型の年表です。
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コンセプト

2016年4月14日の熊本地震では、さまざまな出来事が同時多発的に発生しました。自分が渦中にいる間はその全体像を掴むことは難しく、何が起こったのかは後になって初めて知ることができるというのが現実です。また必要なデータが不完全にしか揃わない状況の中でも、判断を下さなければならない状況も生じました。「あのとき、どうするのが良かったのか」を考え直すには、当時のデータをきちんと揃えた上で、もしかしたら可能だったかもしれない選択肢について考えていく必要があります。

そこで熊本地震の当時と同一の時間進行で多様なデータを再生することにより、あの時に起こったことを再体験できるような「タイムシフト型」の年表を作ろうと考えました。それが「414 Relive」です。これは、災害を振り返るだけではなく、次の災害への知見を得るためにも重要な作業です。気象の分野では、リアルタイムでは入手できなかったすべてのデータを揃え、過去を改めて詳細に分析し直すという「再解析(reanalysis)」の作業が日常的に行われています。同様の作業を熊本地震について行えば、過去からの教訓を得て今後の対応に活かせるかもしれません。

なおこのサイトは、311 Relive - 東日本大震災を再体験するタイムシフト型年表の熊本地震版です。

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  1. 毎年4月14日〜4月18日は、年のみが異なる「同日同時刻」モードで時間進行します(時刻はお使いのコンピュータに設定された時刻を使います)。一方、それ以外の期間では、2016年4月14日21時25分からスタートし、実時間の60倍速で時間が進んでいきます。
  2. 赤い円は地震発生時刻に登場し、その中心は気象庁の震源カタログの震源位置、大きさは地震のマグニチュードに対応します。ただし円の半径は地震の規模には比例しませんのでご注意下さい。
  3. 画面左側には、熊本地震関連のオンラインニュース記事のタイトルと情報源を表示します。地震の4分後からタイトルが表示されるようになります。

なお震源の分布については、2016年4月14日21時26分から2ヶ月間の震源情報もご覧下さい。

データ

  1. 地震情報: 気象庁 震源カタログ
  2. オンラインニュース記事: 東日本大震災ニュース分析
  3. 海岸線: GSHHG - A Global Self-consistent, Hierarchical, High-resolution Geography Database Version 2.3.0 (intermediate resolution)

ソフトウェア

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