ふってきったーは「雨」や「雪」など、「空から降ってきたもの」の情報をツイッターから収集して分析し、自動的に地名を抽出して地図の上に可視化します。

「ふってきったー」とは

  1. ツイッターで、探したい現象に対応する文字列(「雨」や「雪」など)を含むツイートを検索します。
  2. 得られたツイートをGeoNLP APIで処理して、地名が得られるかどうかを調べます。
  3. もし地名が得られれば、すべての地名を対象として、ジオコーディングされた緯度経度地点にマーカーを置きます。そのため、一つのツイートが複数の地点に対応する場合があります。
  4. 一つのツイート中に複数の現象の両方が含まれる場合は、すべてのタイプでマーカーを置きます。そのため、一つのツイートが複数の現象に対応する場合があります。
  5. ツイートのジオタグ(ツイートの緯度経度)とユーザの所在地は使わず、ツイート本文の地名をジオコーディングした結果のみを使います。
  6. ツイートは10分ごとにまとめてアーカイブしています。スライダーを動かすことによって、過去のツイート(5日間)をさかのぼって見ることも可能です。なお画面上の時刻は10分間の開始時刻です(下位の分を切捨てに相当)。
  7. 過去のデータについては過去の顕著な気象現象のアーカイブをご覧下さい。

既知の問題

GeoNLPについて

GeoNLPは自然言語文からの地名抽出を目的とするプロジェクト。自然言語文をAPIに渡すと、そこから地名を抽出し、複数候補から絞り込み、緯度経度を与えて返してくれるようなシステムの実現を目指しています。本システムでも、ツイートをそのままAPIに渡して文章をジオタギングしています。

更新履歴その他の情報はふってきったー(@futtekitter)

2014年9月28日
2014年御嶽山噴火への対応として、かざんばい版をオープンしました。
2014年5月23日
過去のツイート検索をオープンしました。
2012年6月19日
たいふう版をオープンしました。
2012年6月5日
イベント記録をオープンしました。
2012年5月10日
ひょうあられ版をオープンしました。
2012年4月3日
あめかみなり版をオープンしました。
2012年3月18日
デザインをリニューアルしました。
2012年2月22日
トップ30の地名を表示し、それぞれの地名についてツイートの一覧を見られるようにしました。
2012年2月19日
トップの地名のツイート数が50を越えた時に@futtekitterにツイートするようにしました。なお現在のところ、トップの地名が変化したときのみツイートする仕様ですが、状況を見ながら変更する予定です。
2012年2月5日
個々の時間帯に出現する地名(トップ10)の表示を開始しました。
2012年1月23日
「雪」と「雨」のツイートを別々に表示できるように変更しました。
2012年1月20日
あめゆき版を公開しました。

制作

データ整備、システム構築
北本 朝展
Direction, Art Direction and Design
鈴木 雄哉(Satzuquinigo.graphics™
Markup Engineering
蜂屋 正晴