遺伝的アルゴリズムを用いた類似検索規準の学習

画像の内容をキーとしてそれに類似した画像を検索する手法を類似検索という。本論文は検索システムが人間の類似検索規準を自動的に学習する手法を研究する。まず検索順位が上位の画像に関して、「主観的類似度が大きく、かつマッチングコストが小さければよい」という規準を設定する。次にこの規準を満たすように重み係数を最適化する問題として学習を定式化し、その最適化手法として遺伝的アルゴリズムを用いる。さらに主観的類似度を検索時に与えることにより、検索途中の類似検索規準の変更も可能な対話的類似検索を実現する。学習済みの重み係数を用いて類似検索をおこなったところ、キー画像に形状・配置が類似した画像を上位に検索することができた。

文献情報

北本 朝展, 高木 幹雄, "遺伝的アルゴリズムを用いた類似検索規準の学習", 電子情報通信学会 1995年春季全国大会, Vol. D, pp. 296, 1995年3月

BibTeX フォーマット

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