画像の空間的量子化を考慮したしきい値選定法
画像の領域分割手法の一つである「しきい値選定法」は画像処理の基本アルゴリズムであり,「最大ゆう度しきい値選定法(最大ゆう度法と略す)」の枠組のもとで近年も研究が続けられている分野でもある.しかし従来の研究には「画像とは実世界を空間的に量子化した表現である」との視点が欠けていたと筆者らは考える.そこで本論文は,画像の空間的な量子化効果を考慮した形に最大ゆう度法を拡張するために,筆者らが提案している「ミクセル密度」を最大ゆう度法の基礎となる混合分布モデルに導入し,この分布を含む形でゆう度を定式化し直すことで新たなしきい値選定法を導出する.
文献情報
北本 朝展, 高木 幹雄,
"画像の空間的量子化を考慮したしきい値選定法",
電子情報通信学会 1998年ソサイエティ大会,
Vol. D-12,
pp. 36,
1998年10月
BibTeX フォーマット
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author = {北本 朝展 and 高木 幹雄},
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