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2005年6月28日の日本時間12時(0300 UTC)から、日本の静止気象衛星は、「ゴーズ9号(GOES-9)」から「ひまわり6号(MTSAT-1R)」に変更されました。以下の画像は当サイトで受信した初画像です。
MTSAT-1R / グレースケール | 赤外1 | 赤外2 | 赤外3 | 赤外4 |
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MTSAT-1R / Blue Marble (*1) | 赤外1 | 赤外2 | 赤外3 | 赤外4 |
GOES-9 / グレースケール | 赤外1 | 赤外2 | 赤外3 | 該当なし |
(*1) 「ひまわり6号」が撮影したグレースケール画像の背景に、Blue Marbleデータを重ねたものです。
この変更に伴い、当サイトでは以下のような移行作業を予定しています。
いずれにしろ、移行初期には種々のシステムトラブルが発生する可能性がありますので、ご了承下さい。
(*1) 正確に言えば、可視画像の配信を打ち切るのは、インターネット経由のデータ配信方式が対象です。大型受信アンテナを備えた施設(中規模利用局)では、従来通りアンテナ経由で可視画像の配信を受けることができますが、大型受信アンテナを設置するには数千万円の費用と広い設置場所を確保する必要があるため、誰でもできるわけではありません。また小型受信アンテナを備えた施設(小規模利用局)でも可視画像の配信を受けることはできますが、そもそもデータの解像度が低いために用途は限られます。それに対してインターネット経由のデータ配信は、多額の投資なしに気象衛星データを気軽に利用できる環境が整えられるという意味で、多くの人々にとっては合理的な配信方式なのですが、、、 今回の決定は、「データが欲しければアンテナを置きなさい」ということで、気象庁の「インターネット軽視」の姿勢が見え隠れしているような気がします。
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