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本日以下の2つのウェブサイトを正式オープンしました。
本サイトは、1959年に伊勢湾沿岸に大きな被害を引き起こした伊勢湾台風の高潮に関するデータを、50周年を機にまとめて公開するサイトです。特に1961年に出版された気象庁の報告、および被災直後の航空写真を中心にデジタル化し、現在の地図に重ねて閲覧できるようにしました。
「デジタル台風」の中で本サイトは、過去の記録を発掘して現代によみがえらせるという役割を果しており、その点でこのプロジェクトでは新しい試みとなっています。また本サイトは、9月12日に東京、9月23日に名古屋で開催する伊勢湾台風メモリーズ2009でも公開しますので、ぜひご来場下さい。
本サイトは、気象庁が配布する全球数値予報モデルGPV(GSMおよびMSM)を用いて、台風の水平断面と鉛直断面を自在に閲覧できるサイトです。上空から見ると台風は渦を巻いていることは皆さんもご存じだと思いますが、台風を縦に切ってみるとどのように見えるのでしょうか。これはあまり見たことがないかもしれません。そんな台風の鉛直断面と水平断面を自由に切り替えて、これによって台風の立体構造に関する理解を深めることを目的としています。
なお本サイトは「デジタル台風」と連動しており、「デジタル台風」の衛星画像と「鉛直台風」のGPV画像とはほぼ同じ範囲を可視化しています。本サイトでは2002年以降のすべての台風をカバーしています。
両サイトとも、情報・システム研究機構／新領域融合研究センターの支援を受けています。
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