命名台風の1つ。「資料室」ページの「2.顕著台風(命名台風)のリスト」から、「4.伊勢湾台風(195915号)」を選ぶと台風経路など詳細が確認できます。また[リソース]をクリックすると、気象庁ホームページなどへのリンクもあります。
- 昭和34年 9月26日~9月27日 高潮による被害顕著、台風による死者・行方不明者最大。
- 死者4697人、行方不明者401人、負傷者38921人、住宅全壊40838棟、半壊113052棟、床上浸水157858棟、床下浸水205753棟。
- 愛知県、三重県を中心に猛威をふるい、明治以降の自然災害史上5番目の甚大な災害をもたらした。
- 9月21日にマリアナ諸島の東海上で発生し、中心気圧が1日に91hPa下がるなど猛発達。
- 非常に広い暴風域をもった。26日18時頃に和歌山県潮岬の西に上陸。それから6時間余りで本州を縦断。
- 勢力が強く暴風域も広かったため、広い範囲で強風が吹き、伊良湖で最大風速45.4m/s、最大瞬間風速55.3m/s、名古屋で37m/s、最大瞬間風速45.7m/sを観測するなど、九州から北海道にかけてのほぼ全域で20m/sを超える最大風速と30m/sを超える最大瞬間風速を観測。
- 高潮の被害も多く、名古屋港では389cmの観測史上一位。東京湾はA.P.+5.1.