|
デジタル台風:お知らせ:2006年のアウトリーチ活動計画 |
|
|
2006年05月22日
2006年のアウトリーチ活動計画
今年度は、このプロジェクトの研究成果を一般の方々にも知っていただき、双方向的なコミュニケーションを促進するために、以下のアウトリーチ活動をおこなう計画です。
-
NIIオープンハウス(2006年6月8日〜9日)
国立情報学研究所では、オープンハウスを2006年6月8日〜9日に開催します。研究成果展示としてこのプロジェクトについても説明をおこないますので、お時間がございましたらぜひご来場ください。
- デジタル台風:異種データストリームを融合した準リアルタイム大規模地球データベース
- デジタル台風(http://www.digital-typhoon.org/)とは、画像やテキスト・その他の地球観測データといった異種データストリームを融合することで、準リアルタイムの大規模地球データベースを実現したものである。本発表では、各種データストリームの関連付け・組織化・検索、そして事例データベースの構築と利用などの観点から現在のシステムを評価するとともに、将来の拡張についても述べる。
-
NII市民講座(2006年9月13日)
国立情報学研究所では、市民講座を毎年開講しておりますが、2006年9月13日に「台風情報〜情報技術によって変わるメディアの伝え方とは〜」として本プロジェクトに関連する講演をおこないます。プロジェクト紹介というよりは、むしろ一般の台風情報にまつわる話になるかと思いますが、お時間がございましたらぜひお申し込み下さい。
- 台風情報〜情報技術によって変わるメディアの伝え方とは〜
- 台風が日本に接近してくると、メディアのニュースは台風情報で埋め尽くされるようになります。現在の位置と勢力、今後の進路の予報、現地での取材活動や実況中継など、台風情報を伝える方法はかなり定型化していますが、情報技術の発展によって、こうした従来とは異なる形式でリアルタイムの台風情報を伝えることができるようになるかもしれません。災害にも関係する重要な情報を、どのように集め、整理して、配信すればよいのか、また過去の記録を現在および将来の対策にどのようにつなげていけばよいのか、といったトピックに関して、情報学の研究者という立場から考えていることをお話します。
-
日本科学未来館とのサイエンスコミュニケーションに関する共同研究
日本科学未来館と共同して、サイエンスコミュニケーションに関する共同研究を開始します。研究の詳細は未定ですが、地球科学データをより親しみやすいものにするために情報技術がどのように使えるかという観点から、共同研究を進めていく計画です。