数値予報モデルGPVデータ

現在の解析・予報データ

気象庁の数値予報モデルGPV(メソモデル)を可視化したデータを提供します。特に重大事故が発生した東京電力福島第一原発(福島第一原子力発電所)周辺を中心に、東日本全体の風向き情報を提供します。

ここでGPVとはGrid Point Valueの略です。その詳しい内容については、気象庁 | 天気予報や台風についての解説の数値予報の項をご覧ください。リンク先には全球数値予報モデル(GSM)とメソ数値予報モデル(MSM)の概要に関する紹介がありますが、この生データ(GPV)を可視化したものが本サイトで提供する画像となります。

本サイトでは2種類のインタフェースを提供します。より見やすいのはタイリング版だと思いますが、マーカー版の方がより多くのデータを閲覧できます。タイリング版では解像度によってデータを間引くことによって、地上付近の大気の流れが閲覧しやすくなっています。いずれもスライダーを動かすと、24時間前から33時間先の予想まで閲覧することができます。

また、雨量に関しても、以下のページで提供します。

データに関するより詳細な情報は以下の通りです。

なお上記のGPVデータは、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI:スピーディ)の予測で利用しているGPVデータとは異なります。後者はGSM(全球モデル:日本域、旧称RSM)と呼ばれるデータであり、MSMよりも解像度は粗くなりますが、予報時間が長くなるという利点があります(各種モデルの比較)。

ツイッター (Twitter)

福島第一原発周辺の風の情報のみを知りたいという方のために、以下のアカウントでは1日4回、24時間先までの風向きの予測をツイートします。

このアカウントは上記の33時間予報の時間帯にツイートします。ツイートする内容は以下のように計算します。

  1. 福島第一原発に最も近い格子点(5km程度以内)を選ぶ。ただし海岸を境に地表面に不連続性があるため、陸側の格子点のみを選択するか、海側の格子点も選択するかで結果が異なってきてしまう。現状では陸側の格子点のみを選択することにした。
  2. 選択した格子点の東西風と南北風を平均し、その風向を16方位で表現する。
  3. 風速については、陸面と海面の不連続性などの問題もあり、現時点ではツイートしない。

ただし数値予報モデルGPVが示すのは全体的な傾向ですので、例えば昼夜で風向が逆転する海風や陸風、あるいは地形の影響による複雑な風など、もっと小さな範囲で素早く変化する風の成分が加わると、局所的にはこれとは異なる風向が観測されます。こうした局所的な風の影響を十分に気象シミュレーションに取り込むのは難しいので、風向・風速の観測値はこれとは異なる可能性もあります。全体図なども参考にしながら、総合的に状況を判断して下さい。

同様に予想雨量に関しても以下のアカウントでツイートします。

このアカウントでは予想雨量が10mm以上になったときにツイートします。また観測値やシミュレーションに関する注意点などは風向きの場合などと同様です。

現地の状況

参考情報

より確実な情報については、必ず気象庁のページを参考にして下さい。

2011年3月11日〜25日の各種データ

以下のデータでは、「詳細」と「広域」の図を用意しています。「詳細」は福島県が中心、「広域」は福島だけでなく、関東地方の茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、千葉、神奈川を中心に、静岡、山梨、長野、新潟などもカバーしています。

過去のデータ

過去のデータは以下のサイトで閲覧できますが、福島第一原発付近が必ずしも見やすいわけではなく、現時点では風向も表示できません(東西風・南北風のみ)。



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