大阪湾で顕著な高潮、近畿で大きな被害。気象庁ホームページに概要が掲載されています。
- 昭和25年 9月3日~4日 大阪湾で顕著な高潮、大阪兵庫、和歌山などで大きな被害。
- 9月3日に高知県室戸岬のすぐ東を通り、徳島県日和佐町付近に上陸。
- 淡路島を通過のち、神戸市垂水区付近に再上陸。
- さらに4日には北海道へとすすみ、縦断。台風の強風による吹き寄せで大阪湾や北陸沿岸で高潮が発生。
- 大阪湾にはO.P.3.6mの高潮が押し寄せ、阪神国道以南の一帯が冠水。
- 小田地区では東海道線まで浸水。初島では家屋の2階くらいまで水位が上昇するほど。
- 室戸台風よりも浸水面積、戸数のいずれも大きく上回り、周囲に防潮壁を巡らしていた臨海部の工場群も多くは浸水。
- 尼崎商工会議所は被害総額143億9920万円と算出。