ブックバーコーディング法:版本の差読に基づく「武鑑全集」の網羅的な解析に向けて

本論文は版間差分を読む「差読」という方法論を実現するアルゴリズムである「ブックバーコーディング法」を提案する.そして,画像位置合わせと安定結婚問題のアルゴリズムを組み合わせることで,版本の網羅的な照合が可能なことを示す.また,この成果を「武鑑全集差読プラットフォーム」として公開し,これを活用した差分翻刻の試行を通して,提案手法の有効性を確かめた.提案手法は任意の版本に適用できるため,将来的には汎用の版本照合研究基盤に発展する可能性がある.

文献情報

北本 朝展, 藤實 久美子, 本間 淳, "ブックバーコーディング法:版本の差読に基づく「武鑑全集」の網羅的な解析に向けて", 人文科学とコンピュータシンポジウム じんもんこん2021論文集, pp. 268-275, 2021年12月

BibTeX フォーマット

      @InProceedings{ jm21b,
      author = {北本 朝展 and 藤實 久美子 and 本間 淳},
      title = {ブックバーコーディング法:版本の差読に基づく「武鑑全集」の網羅的な解析に向けて},
      booktitle = {人文科学とコンピュータシンポジウム じんもんこん2021論文集},
      pages = {268-275},
      year = 2021,
      month = 12,
      doi = {},
      note = {},
      }
    

関連資料・関連ウェブサイト

サイト内関連ページ

| リンク 1 |