大規模科学データベースからの知識発見:「デジタル台風」プロジェクトを例として

分子生物学や天文学などの科学分野では、網羅的かつ汎用的な大規模データベースが続々と構築され一般に公開されるようになってきた。このような「大規模データベースを基盤とする情報学研究」の一例として、本発表者が研究を進める「デジタル台風プロジェクト」について述べる。このプロジェクトは、台風に関する網羅的画像データベースを基盤とする研究であり、データ収集、データ表現、データベース化、データブラウジング、データ表示などの多岐にわたるデータ操作過程を一貫して扱うことで、台風解析や予測などの実用的に有用な知識を発見することを目的とする。本発表では特に「大規模データベースからの知識発見」というテーマを中心に、個別のテーマとして確率的モデリングやデータの組織化などの研究成果を紹介しながら、今後の展望をまとめる。

文献情報

北本 朝展, "大規模科学データベースからの知識発見:「デジタル台風」プロジェクトを例として", NII定例研究会, 2002年09月

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