デジタル台風のトップページの左側、4番目の項目「地名(緯度・経度)で検索」をクリックします。このページでは「都道府県庁所在地に接近した台風経路で検索」や「その他の島嶼に接近した台風経路で検索」や「緯度・経度・半径を指定」して検索することができますが、そのうち、緯度・経度・半径を指定して探していきます。
検索したい範囲、日本列島の緯度経度を入力しますが、ここでは仮に北緯23度から46度、東経123度から147度だとしますと、それらの範囲の中間点、北緯35度、東経135度を「3. 緯度、経度・半径を指定」の欄に入力していきます。ここでは、表示範囲(緯度)を11.0、表示範囲(経度)を12.0にし、この場合は半径は0にして、送信を押します。すると、任意の範囲に含まれる台風のすべてが表示されますので、ページ下部で「リストを表形式で表示」してください。
さらにこれらの台風の経路の傾向を知るには、ページ下部の「台風経路・経度緯度2次元分布を表示」すると、台風が通った場所の割合を数字と四角の大きさで表現します。割合、四角の大きいところを辿っていくと見えてくる経路が、任意の範囲に近づいてくる台風の通りやすい経路、上記の事例では、北緯20~35度、東経125~145度のあたりを通る経路が多いことがわかります。