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2. ベンガル湾のサイクロン

ベンガル湾のサイクロン(熱帯低気圧)は、発生個数こそ他の地域に比べて多くはないものの、極めて大きな被害を引き起こす場合があることで知られている。過去に記録された世界の熱帯低気圧に関する災害で、1位と2位はいずれもベンガル湾のサイクロンが引き起こしたものである。

その主な原因は、ベンガル湾北部に接する低地における高潮にある。ガンジス川の河口地域に位置するバングラデシュは、国全体が海面よりやや高い平らな土地であるため、ひとたび高潮が発生すると広大な地域が影響を受けることになる。高潮と洪水によって過去に大被害が幾度も生じてきたため、人々が避難するための施設としてサイクロンシェルターなどの建設が進められている。

これらの数字は、日本の過去台風での最大の被害である伊勢湾台風の4697人と比べて、はるかに大きいことがわかる。

また、この地域のインフラストラクチャは全般的に脆弱であるため、高潮だけではなく大雨などによっても非常に大規模な災害となってしまうケースがある。以下のように、バングラデシュだけではなくインドにおいても、サイクロンによる被害は時として巨大な規模に逹する。