エレクトリカル・ジャパン(Electrical Japan)は、電力供給(発電所マップ)と電力消費(夜景マップ)の「見える化」とシミュレーションを通して、東日本大震災後の日本の電力問題を考えるためのサイトです。

アメダス気温前日比マップ

ここをクリックするとマップを表示します。

日本全国のアメダス気温をもとに、気温の前日差(24時間前との気温差)をGoogle Maps地図上で一覧できます。
なおアメダスの降水量についてはリアルタイム降水量マップ、アメダスの風速・風向についてはリアルタイム風向・風速マップをご覧下さい。またマーカーの配色は、気象庁による「気象情報の配色指針」に従っています。
電力統計「見える化」では、一日の最大電力と気温の関係で、電力需要と気温の関係を可視化しています。

拡大
縮小
気温差(℃)
  • 〜-10
  • -10〜-6
  • -6〜-3
  • -3〜-1
  • -1〜+1
  • +1〜+3
  • +3〜+6
  • +6〜+10
  • +10〜

リアルタイム電力使用状況

日本全国各エリアの電力会社(一般送配電事業者)がでんき予報で提供する最新の電力使用状況(電力需要)を基に、「電力使用量 / 供給力(電力使用率)」を示します。電力の単位はMW(メガワット)、使用率の単位はパーセント(小数点以下切捨て)です。リアルタイム供給力基準()は1時間ごとの供給力想定値を基準とした使用率、ピーク時供給力基準()は1日で最大の供給力想定値を基準とした使用率を示します。
北海道電力
東北電力
東京電力
中部電力
北陸電力
関西電力
中国電力
四国電力
九州電力
沖縄電力
電力需給グラフの青線が示すように、時間帯によって供給力想定値は変動するため、リアルタイム()の方がピーク時()よりも実態に近い数値を示します。ただしリアルタイム供給力基準で用いる想定値は00分から59分まで一定値のため、供給力が大きく変動する時間帯では想定値が過小/過大となり、一時的に使用率が100%を超えることがあります。
使用率が瞬間的に100%を超えても、揚水発電所に余力があれば一時的に供給力を増やせますので、直ちに大規模停電が発生するわけではありません。
リアルタイム供給力基準では、最大使用率時の「時刻=使用量(使用率)」も示します。ただし需給バランスが最も厳しい時間帯の数値とは異なることがあります。
ピーク時供給力基準では、最大電力時の「時刻 = 使用量(使用率)」も示します。ただし分母となるピーク時供給力は日中にも変更される場合があるため、「電力使用率の最大値」ではなく「最大電力時の使用率」を表示します。
電力使用率が95%を越えた時には【電力需給情報】を@electricalJapanからツイートし、電力需給の逼迫状況をお知らせします。

電力関連気象情報

電力需給に関する情報

電力供給(発電所マップ):日本全国の発電所データベースを独自に構築しました。登録した発電所数は1万件以上、インターネット上では日本最大規模のデータベースです。

電力消費(夜景マップ):DMSP衛星による地球の夜景データを用いて、宇宙から見た地球の夜景(夜間光)を可視化しました。2010年のデータ(F182010)を表示しています。Dark Zoneもご覧下さい。

電力供給・需要に関する最新のデータおよび過去のアーカイブは電力使用状況太陽光発電実績風力発電実績電力需給実績日本全国の再生可能エネルギー電力供給/割合実績(毎年の最大記録・比率一覧)季節ごとの最大電力一覧などをご覧下さい(注意点)。

電力需要に影響を与える最新の気象状況は電力関連気象情報をご覧下さい(例えば気温前日比マップ)。

電力供給・需要に関する過去の統計データは電力統計「見える化」をご覧下さい(注意点)。

空撮で見たメガソーラーのかたちについてはメガソーラーギャラリー(作品集)日本版をご覧下さい。

世界の電力マップはElectrical Planetをご覧下さい(注意点)。

ウェブサイトに関する情報

ツイッター

更新情報(発電所数19305件 /最終更新2024年11月17日)

エレクトリカル・ジャパンとは

フィードバック(データ修正・追加)

地球の夜のあかりと電気エネルギー問題- Researchmap (2011-07-09)

エレクトリカル・ジャパン(発電所マップ+夜景マップ)を公開中です- Researchmap (2011-08-17)

データジャーナリズムで日本の電力問題を可視化する- Researchmap (2013-01-28)

地球環境情報学 (Earth Environmental Informatics)