1. ニュース

2. 概要

オープンサイエンスとは、科学研究をより開かれた活動へと変革していく運動であり、より多くの人々がアクセスでき、より多くの人々が協力し、より多くの人々を巻きこみ、より人々から信頼される科学研究を実現することが目標となる。現在の科学研究は複雑に高度化したシステムに支えられており、それを維持する慣性力は非常に強いものがある。とはいえ、科学研究の仕組みには様々な綻びが見えてきているのも確かで、その変革に向けては様々なアイデアが提案されている。特に考えるべき課題は、データとジャーナル、研究評価、そして社会と科学研究の関係である。利便性と透明性の面でオープンな科学研究をどのように実現していけばよいか、理想と現実を踏まえた戦略を考えていくことが重要である。

関連する話題としてクラウドソーシングと市民科学も重要なテーマである。

3. 活動

オープンサイエンスは科学研究の方法を変える「運動」でもあり、それを実現するには様々な活動が必要となる。以下では活動の概要を紹介する。

まずプロジェクトに属するものとして、DIASプロジェクトにおける取り組みがある。このプロジェクトでは、有志のメンバーで「オープンサイエンス勉強会」を開催した。その概要についてはDIASにおけるオープンサイエンスの推進を参照してほしい。

また日本における研究コミュニティの中では、Japan Link Centerの研究データへのDOI登録実験プロジェクトにDIASプロジェクトの代表として参加し、研究データへの識別子付与からオープンサイエンスまで議論を進めた。

4. ブログ記事

5. 参考文献(全リスト

  1. 北本 朝展, "DIASプロジェクトの取組み", ジャパンリンクセンター活用の為の対話・共創の場(第2回), 2015年02月 [ 概要 ]
  2. 北本 朝展, "オープンサイエンスの現状と地球環境学データ基盤の展望", 第110回地球研セミナー, 2015年05月 (招待講演) [ 概要 ]
  3. 北本 朝展, 川崎 昭如, 絹谷 弘子, 玉川 勝徳, 柴崎 亮介, 喜連川 優, "地球環境情報統融合プログラムDIAS データ共有に基づく社会課題解決", 情報管理, Vol. 58, No. 6, pp. 413-421, doi:10.1241/johokanri.58.413, 2015年9月 [ 概要 ]
  4. 北本 朝展, "オープンサイエンスへのコンバージェンス~同床異夢から共通認識を醸成するコミュニティの形成~", オープンサイエンスデータ推進ワークショップ, 2015年09月 (招待講演) [ 概要 ]
  5. 北本 朝展, 川崎 昭如, 絹谷 弘子, 玉川 勝徳, 柴崎 亮介, 喜連川 優, "地球環境情報統融合プログラムDIAS データ共有に基づく社会課題解決", 情報管理, Vol. 58, No. 6, pp. 413-421, doi:10.1241/johokanri.58.413, 2015年9月 [ 概要 ]
  6. 北本 朝展, "「巨人の肩」とデータサイテーション", 地球研コアプロジェクトFS 第1回研究会, 2015年10月 (招待講演) [ 概要 ]
  7. 北本 朝展, "「研究のバリア」を打破する研究基盤デザインと研究データ利活用", 第2回 SPARC Japan セミナー2015 (オープンアクセス・サミット2015) 「科学的研究プロセスと研究環境の新たなパラダイムに向けて - e-サイエンス, 研究データ共有,そして研究データ基盤 -」, 2015年10月 (招待講演) [ 概要 ]
  8. 北本 朝展, "オープンサイエンスのジレンマ~研究者共同体のインセンティブと結果オープン性へのモチベーション~", 第2回オープンサイエンスデータ推進ワークショップ, 2015年12月 [ 概要 ]
  9. 北本 朝展, "研究現場におけるオープンデータの進め方", 情報・システム研究機構シンポジウム「オープンサイエンスにおける研究データのオープン化」, 2016年02月 (パネルディスカッション) [ 概要 ]
  10. 北本 朝展, "研究データとオープンサイエンスに関する基礎的知識", 研究データとオープンサイエンスフォーラム~RDA東京大会における議論を踏まえた研究データ共有の最新動向~, 2016年03月 [ 概要 ]
  11. 北本 朝展, "「デジタル台風」におけるキュレーションとオープンサイエンス:持続可能なデータプラットフォームに向けた課題", 情報管理, Vol. 59, No. 5, pp. 293-304, doi:10.1241/johokanri.59.293, 2016年8月 [ 概要 ]
  12. 北本 朝展, "オープンサイエンスの動向と情報学分野へのインパクト", 電子情報通信学会技術報告, pp. (in press), 2016年10月 [ 概要 ]