1. 気象衛星画像の動画を用いた雲の動きの観察

全球動画(アニメーション)

(注意)動画が再生できない方は、Internet Explorerで動画が再生できなくなったもご覧下さい。

雲画像動画アーカイブ(全球画像)は、気象衛星画像で撮影した全球画像を、一月ごとの動画(映像)として提供しています。ここで使われている画像は、赤外画像512 x 512と同じものです。ただし、この動画を用いて雲の動きを観察する際には、以下の点にご注意ください。

  • 2001年7月から2003年5月までの期間は、気象衛星ひまわり5号が南半球の観測を間引いていたため、特に南半球では雲の動きを滑らかに再生できません。
  • 1989年までの期間は、気象衛星の観測間隔が3時間と現在よりも長かったり、地球の一部が欠けて全球を観測できていなかったりするため、雲の動きをスムーズに見ることができません。

雲のアニメーションを見る際には、上記の期間を避けてご利用下さい。

台風動画(アニメーション)

個々の台風ごとの発生から消滅までの雲の動画を見るには、トップページから、日時・名前・位置などを指定して台風を検索して下さい。例えば、台風シーズンごとの一覧から検索することができます。雲の動画だけではなく、降水量や風向・風速、日照時間の気象要素に関するアメダス動画もあり、これらを合わせて天気の変化を見ていくことも可能です。

2. その他の動画

アメダス動画(アニメーション)

アメダス動画アーカイブは、アメダスで観測する気象要素のうち、降水量、風向・風速、日照時間の変化を一月ごとのアメダスデータ動画にしたものです。

地上からみた雲の動画(アニメーション)

定点観測による空の画像アーカイブは、地上からみた雲の動きを、固定カメラで1分ごとに撮影して一日ごとの動画としたものです。

3. 動画のフォーマット

MPEG-1 このサイトでは解像度を320x240として動画を作成しています。品質は特に優れたものではありませんが、最も多くのプレイヤーで再生できる汎用性の高いフォーマットです。通信回線が細い方にはこちらの動画フォーマットをお勧めします。
MPEG-2 このサイトでは解像度を640x480あるいは512x512として動画を作成しています。MPEG-1と比べると品質は優れていますが、Microsoft Windowsシリーズではプレイヤーが組み込まれていない場合が多く、その場合にはDVDプレイヤーに付属するMPEG-2プレイヤーなどを組み込む必要があります。通信回線がブロードバンド、かつMPEG-2プレイヤーをお持ちの方にお勧めです。
WMV (Windows Media Video) マイクロソフト社の標準マルチメディアファイル形式で、Microsoft Windowsシリーズをお使いの方にはこのフォーマットがお勧めです。全体的に動きが少ない動画では、MPEG-2と同等の品質でファイルサイズがかなり小さくなる場合があり、こちらの方がダウンロード時間を短縮できます。
GIF 少数ですがGIFアニメーションを使った動画を提供しているページがあります。GIFフォーマットは事実上ほぼすべてのブラウザで表示できると思いますが、場合によっては動画として見られない場合があります。この場合は「Webページのアニメーションを表示する」などのオプションを、「表示する」ように設定しているか確認して下さい。