デジタル台風のトップページの左側、台風データベースの3番目、「地図で検索」をクリックします。このページでは北西太平洋地域か南西太平洋地域の任意の範囲を区切って、そこに進んできた台風を検索することができます。日本に近づいた台風ということですので、範囲を北緯37、東経137度を中心にともに±5度を仮定して、検索します。
入力後、まずは月を8月にし、クラスは指定があれば変更、上位検索数はすべてを対象にする場合は一番大きい数字を選択し、「クエリ送信」をクリックします。出てきたものが8月に日本に近づいたものだとし、ページ下部の「リストを表形式で表示」します。
ページ下部より、「最接近中心気圧分布を表示」すると、8月に任意の範囲に近づいた台風の中心気圧の割合が表示されます。すると、980hPa台の台風が多いことがわかります。
9月も同様に、デジタル台風のトップページより、「地図で検索」をし、先ほどと同じ範囲を設定して、今度は9月にして「クエリ送信」をします。すると、980hPa台、990hPa台の台風が多いことがわかります。
従って、8月と9月では、最接近時の台風の勢力の違いは見られない、ということがいえそうです。