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赤外画像2048を除いて、画像が7/13以降更新されていません。何か問題があるのでしょうか。
台風の時はよくこちらの画像を見ているので、早急に更新されるよう望みます。よろしくお願いします。
2015年7月7日11時から新型気象衛星「ひまわり8号」の運用が始まりました。デジタル台風でも、ひまわり8号への対応を順次進めています。
まず最初に取り組んだのが第三世代気象衛星「ひまわり8号」画像/動画のページです。これはひまわり8号の最新24時間の動画と最新画像を表示するサイトで、検索などには対応していませんが、ひまわり8号の画像を確認はできるようになりました。このサイトのもう一つの役割は、巨大なひまわり8号のデータをリアルタイム更新できるのかをテストするというものですが、こちらもデータを絞ればなんとかなりそうという目途がつきました。
しかし大きな問題が残っています。ひまわり8号のデータは、これまでのひまわりデータとは撮影頻度やデータ入手経路などが大きく異なるため、デジタル台風の本体データベースへの統合は一筋縄ではいかないのです。そこで、上記ページのように本体データベースとは分離した形で、ひとまずテスト運用を続けています。将来的には一体的な運用をしたいと考えていますが、まだ方針はきちんと固まっていません。
こうした問題については、事前にある程度は検討していましたが、7月7日11時に実際に運用が始まってみると、想定していなかったトラブルなども発生しました。これらのトラブルに至急対応することで、当日7月7日の深夜までにはおおむね切り替えを完了することができました。そして、さらに数日をかけてほぼ切り替えは完了しましたが、最後まで残ってしまった問題が可視画像です。
ひまわり8号のセールスポイントの一つは、「静止気象衛星としては世界初のトゥルーカラー画像」です。ところが本サイトでは、これまでは疑似的なカラー画像を作ってきましたので、この方式を続けるか全面的にトゥルーカラー画像に切り替えるかが検討課題となりました。いろいろ考えた結果、当面はこれまでの疑似的なカラー画像を継続し、トゥルーカラー画像はひまわり8号画像/動画のサイトで提供することで、両者を使い分けることにしました。
ただ、可視画像が美しいことは確かなので、これをどう活用していくかは引き続き重要な課題です。そして、台風画像の一部がまだ可視画像に対応できていないなど、ひまわり8号が100%完了したわけではなく、ひまわり8号仕様に完全対応するにはもうしばらく時間がかかりそうです。
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