2004年9月6日
台風19号(SARIKA)は、台風18号の後に従うように動いています。ということは、同じところを通過した台風18号の時と比べても、ここ数日でほとんど大気の流れが変化していないのでしょう。しかし同じ場所であっても、もはや以前と同じではないものがあります。それは海水温です。
台風18号のような強力な台風が通過すると、台風の強い風が表面付近の海水をかきまぜて海水温を下げてしまい、台風の発達に必要なエネルギーの供給を減少させてしまうことがあります。これが一因となったのか、台風19号は発育不全気味(?)で、すべてが縮小されたミニチュア台風という感じです。その風貌は、「サリカー」という名前のかわいらしい響きと、よく合っているかもしれません。
2004年9月5日
台風19号(SARIKA)がサイパン島付近で発生しました。この発生位置は、 台風18号が数日前に通過したばかりの場所です。
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