台風6号（カーヌン）は熱帯低気圧に変わりました。この台風は複雑な経路をたどったため、予報が困難な台風となりました。台風予報履歴／予報誤差を見ても、当初は中国へと進む予報だったのが沖縄方面に1回目のターンを行ったため、予報がのきなみ外れました。そして2回目のターン後も予報からコースは大きく外れました。 予報精度（予報円・予報誤差）で他の台風の成績と比較してみると、45時間予報以降はすべて成績が悪く、120時間は30%強しか予報円の中に入っていません。ある程度は寿命が長い台風を対象とした2日先以降の長時間予報に関して、今回はこの10年で最悪の予報成績かもしれません。気象シミュレーション技術が発展した現在でも、複数の高気圧や低気圧が進路に影響するような状況では、まだまだ台風経路予報は難しいと言えます。

台風6号（カーヌン）はまもなく韓国に上陸する見込みです。ただ、強風域はまだ九州・四国・中国地方にかかっており、台風中心から離れた場所でも強い雨が降っています。

台風6号（カーヌン）は2回目のターンを終え、再び北西に進み始めました。今後、屋久島の南を経由して、九州西方の東シナ海へと進む予報です。雨雲レーダーを見ると、台風本体の強い雨雲は屋久島・種子島付近にありますが、台風の中心から遠い九州、四国、紀伊半島の南東斜面でも、台風周辺の暖く湿った空気により、すでに強い雨が降り始めています。今後、これらの地域を中心に雨量が増えていく可能性がありますので、最新情報を確認してください。

台風6号（カーヌン）は動きが遅く、奄美をゆっくりと通過しています。現在は奄美を中心に沖縄本島の一部までが暴風域に入っており、沖縄本島北部には相変わらず強い雨雲がかかり続けています。令和５年台風第６号に関する沖縄本島地方気象情報によると、降り始めからの雨量は、久米島で700ミリを越えており、沖縄本島でも600ミリを越えたところがあります。今後の進路予報は昨日よりもさらに鋭角ターンとなり、九州の西側を進んで韓国に向かう予報となりました。ただし、雨雲は台風の中心から離れた場所にも広がる可能性がありますので、常に最新情報を確認するようにして下さい。

台風6号（カーヌン）はUターンして東に進んでおり、沖縄本島は再び暴風域に入りました。雨雲レーダーを見ると、沖縄本島には再び台風本体の強い雨雲がかかっています。奄美も次第に暴風域に入りつつあり、これから明日にかけて、徳之島から奄美大島付近を通過して太平洋に抜けそうです。その後、今度は直角ターンして九州に進み、九州・中国地方を縦断して日本海に抜ける見込みで、各地に影響が広がりそうです。

台風6号（カーヌン）は東シナ海でUターンし、奄美や沖縄に再び接近する予報となりました。沖縄は長時間にわたって強風域に入っており、沖縄本島から八重山諸島に広がる雨雲によって雨量も増えてきています。さらにその後は北上して西日本に接近する可能性があり、広い地域で台風に対する警戒が必要となってきています。

台風6号の暴風により、沖縄では総戸数の約1/3が停電中とのこと。大規模停電の影響により、沖縄電力の電力使用量が大幅に減少しており、通常より明らかに少ない電力使用量となっています。過去の災害時の大規模停電状況を確認すると、沖縄では2018年の台風24号でも大規模停電があり、当時は通常に戻るまで3日程度を要したようです（参考：@electricaljapan）

台風6号（カーヌン）は、沖縄本島に最接近しており、那覇市では4:14に最大瞬間風速52.5m/sを記録しています。雨雲レーダーを見ると、宮古島から徳之島まで付近まで雨雲が広がっており、特に沖縄本島北部を中心に雨量が増えています。今後の台風の進路は依然として定まっていませんが、東シナ海でUターンして戻ってくる可能性があります。沖縄における台風の影響は長引きそうです。

台風6号（カーヌン）は、大型で非常に強い台風へと勢力を強めつつ、沖縄本島に接近しています。大東島地方はすでに暴風域に入っており、沖縄本島も間もなく全島が暴風域に入る見通しです。台風は次第に速度を落としており、沖縄本島通過後の進路は予想しづらくなっています。沖縄への影響は長引く可能性が出てきました。

台風6号（カーヌン）は、大型の台風となって強風域が拡大していますが、今後はさらに発達して暴風域も生じる予報です。まもなく大東島地方は強風域に入り、7月31日から8月1日にかけては沖縄本島付近が暴風域に入る可能性が出ています。

台風6号（カーヌン）がフィリピンの東で発生しました。今後は発達しながら北西に進み、沖縄を通過して東シナ海に達する予報です。