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歴史
1923年9月1日 : 関東大震災と天気

1923年9月1日、11時58分に関東大震災が発生しました。この日に吹いていた強い風が、火災の延焼を引き起こし、被害を大きくしました。この日、台風が日本海沿岸を進みました。台風の中心気圧は朝6時の時点で748mmHg(997hPa)ですので勢力はそれほど強くありませんが、関東地方に強い風をもたらしました。地震の発生直後の12時には東京で南南西12.3メートルと、台風に吹き込む南よりの風が強く吹いていました。台風が東に進むに連れて風向きは西風、北風と変わって、夜には最大風速22メートルまで強まりました。このように風が強くその風向きが大きく変化したことで、延焼の方向が次々に変わって焼失域を広範囲にしました。

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歴史

  1. 日本で最初の天気図配布(1883年3月1日)
  2. 日本初の暴風警報(1883年5月26日)
  3. 日本初の天気予報(1884年6月1日)
  4. 日本海海戦と天気(1905年5月27日)
  5. 関東大震災と天気(1923年9月1日)
  6. 二・二六事件の天気(1936年2月26日)
  7. 秘密の天気図(1941年12月8日)
  8. 原爆投下と天気(1945年8月6日・1945年8月9日)
  9. 空白の天気図(1945年9月17日)
  10. 濃霧の中の海難事故(1955年5月11日)
  11. 38豪雪(1963年1月31日)
  12. 東京オリンピック開幕日の天気(1964年10月10日)

極値

  1. 八甲田山系雪中行軍と、旭川で-41度(1902年1月25日)
  2. 国内初の40度超え(山形)(1933年7月25日)
  3. 沖縄(久米島)で雪(国内最南端での雪観測)(1977年2月17日)
  4. 最低気温が30度以上(1990年8月22日)
  5. 熊谷と多治見で40.9度(2007年8月16日)
  6. 四万十(江川崎)で41度(2013年8月12日)
  7. 最大10分間降水量 室谷(新潟)50ミリ(2011年7月26日)
  8. 最大1時間降水量 香取(千葉)153ミリ(1999年10月27日)
  9. 最大1時間降水量 長浦岳(長崎)153ミリ(1982年7月23日)
  10. 最大日降水量 魚梁瀬(高知)851.5ミリ(2011年7月19日)
  11. 最大瞬間風速 宮古島(沖縄)85.3メートル(1966年9月5日)
  12. 最小湿度 高山(岐阜)0%(2005年4月9日)
  13. 東京で初の最低気温30度以上(30.4度)(2013年8月11日)
  14. 東京の最高気温(39.5度)(2004年7月20日)
  15. 東京の日最低海面気圧(952.7hPa)、東京湾で高潮災害(1917年10月1日)
  16. 東京の最大日降水量(371.9ミリ)(1958年9月26日)
  17. 東京の最大日降雪量(33センチ)(1969年3月12日)

2. Contributed Resources

  1. Recipe
  2. Past Typhoons
  3. Past Weather Charts
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