| ||||||||||||
| ||||||||||||
|
2005年4月9日、移動性高気圧に覆われて広い範囲に青空が広がったこの日、岐阜県高山市では最小湿度0%を記録しました。高山市も朝から快晴。乾いた空気を持った高気圧に覆われたため、昼12時の湿度は23%まで下がりました。ここまでなら珍しくない数字ですが、北西の風が吹き始めるとともに、湿度はさらに低下し、13時には6%、そして13時58分、ついに湿度0%を記録しました。北西の風が吹いたことにより、日本海からの風が白山連峰を超えてフェーン現象を引き起こし、極端に湿度が下がったものと考えられます。高山では、2009年4月7日にも最小湿度1%を記録しています。この時も北西の風が吹いていました。日本海との間に白山連峰がそびえるという地形から、高山は最小湿度の記録の生まれやすいようです。
|