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1999年10月27日、千葉県香取市(当時は佐原市)で19時~20時の1時間に153ミリの雨が降り、1982年7月23日の長崎豪雨の際に長崎県琴海町長浦岳(ながうらだけ)で観測した記録に並ぶ、国内の最大1時間降水量を記録しました。21時の天気図を見ますと、ちょうど低気圧の中心が千葉県付近にあります。低気圧は992hPaまで発達していて閉塞しています。低気圧の中心付近の活発な雨雲に、西から乾いた空気が入り込んで雨雲はさらに発達し、記録的な豪雨をもたらしました。低気圧は北上して岩手県や青森県にも総雨量200~300ミリの大雨を降らせ、全国で死者・行方不明者5名の被害が出ました。
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