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2013年8月11日、連日猛暑が続く中、東京では最低気温30.4℃と観測史上初めて30℃を下回らない一日となりました。この日の天気図は、太平洋高気圧が西日本から朝鮮半島まで勢力を広げる「クジラの尾型天気図」、高気圧の勢力が強く安定しているパターンです。この日、東京では朝9時までの最低気温が30.9℃までしか下がりませんでした。日中の最高気温は13時44分に38.3℃を記録。16時に雷雨があり、30.5℃まで急降下しましたが、雨が止むと周囲の熱により再び気温は33℃まで上昇、この日の最低気温は23時44分の30.4℃と、ついに一日中30℃を下回ることはありませんでした。全国の高い最低気温の記録としても、1990年8月22日に新潟県糸魚川市で記録した30.8℃に次ぐ、歴代2位の記録となりました。
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