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台風196218号の国際名に関する回答ありがとうございました。いくつかの台風の国際名記録の不一致については、私も気づいていました。しかし、台風196218号については気づいていませんでした。なお、英語Wikipediaの1962年台風の記事には、「BABE」の方が載っていました。
さて、今年米国テキサス州に上陸したハリケーンIkeの国際名が、フィリピンの死者数リスト上位にランクされている台風198411号と同じであるということに注目していました。英語版Wikipediaによると、Ikeを含めて以下の台風の国際名が「引退」したとあります。
Lucille(196002号)、Ophelia(196026号)Karen(196228号)、Bess(197423号)、Bess(198210号)、Ike(198411号)、Mike(199025号)、Mireille(199119号)、Thelma(199125号)、Omar(199215号)
しかし、これらの台風の国際名が引退したという「確証」が載っているホームページを見つけることができませんでした。何かご存知な情報がございましたら、教えてください。
なお、上記引退情報に関して、個人的に不思議に思っている点は、以下の通りです。
引き続き国際名に関する質問ですが、今度は引退がテーマです。まず英語版Wikipedia Category: Retired Pacific Typhoonsによると、これまで以下の台風が引退したとのこと(JTWC担当分)。
Lucille, Ophelia, Karen, Bess, Bess, Ike, Mike, Mireille, Thelma, Omar
確かに、Bessが2回も引退しているというのは、なんだか奇妙です。名前の単なる入れ替えと引退とはどう違うのか、そのあたりも今一つはっきりしません。
さて、現在使われているアジア名の引退については、引退手続きも決められていますし、台風委員会の議事録に引退記録が残ります。しかし2000年以前の台風名については、米軍合同台風警報センター(JTWC)が命名した名前は確かに国際名として通用していましたが、世界気象機関(WMO)等の承認を受けた「オフィシャルな」名前でなかったとすると、名前の引退もJTWC内部の議論で独自に決定していた可能性もあります。したがって一連の手続きがどのように定められ、その記録が外部にどのような形で公開されていたのかは定かではありません。
このあたりの問題には私もあまり詳しくないのですが、問題をきちんと調べるには、JTWCで引退手続きに関わっていた人物などに直接聞いてみるのが最も確実ではないかと思います。いずれ機会がありましたら、そういうことも調べてみたいと思いますが、現在はあいにくそのような資料の存在については把握していません。
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