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過去の台風の上陸・通過地点を調査するために、デジタル台風のサイトで公開されているGoogle Earth用のKMLファイルを活用させて頂いております。
KMLファイルをGoogle EarthやGoogle Mapsに表示した結果と、デジタル台風のサイトにあるGoogle Maps経路情報から読み取った結果とを比較したところ、上陸・通過地点の位置が微妙に異なることがあり、不思議に思って調べました所、下記のことが判りました。
この結果、通過した経路に見かけ上ズレが生じます。199119号(りんご台風)の場合、北海道紋別市付近を通過してオホーツク海上に出る時点で、水平距離で2kmほど南東にずれているように見えます。
台風自体のスケールの大きさから考えると小さなズレであり、どちらも台風の実際の経路と合致しているとは限りませんが、地球の曲率を考慮した経路である2.の方が、より蓋然的であるかと思われます。
200918号の際のように通過か上陸かで揉めたりした際や、離島近傍を通過したりした際には無視できないレベルとなることから、技術的に対応が可能であれば、デジタル台風のサイトにあるGoogle Maps経路情報についても曲率を考慮した経路に変更し、ずれが生じないようにすることは可能でしょうか。
ご指摘ありがとうございます。確かに地球の曲率を反映する方がよいと私も考えます。そこでGoogle Mapsの方も、測地線として表示するように変更しました。改良後の経路図は、台風199119号などで閲覧できます。
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