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気象衛星センターおよび気象庁より、2010年7月1日(予定)に現行のMTSAT-1RからMTSAT-2への移行が行われるアナウンスがありました。
このアナウンスの中で、MTSAT-2の画像のうち、HRIT(直接衛星から配信される高分解能データ)の位置が145度のまま配信されることが明示されていました(衛星の移動は行わない)。今後MTSAT-2を使用する場合、画像の座標変換などを行って、現行140度の位置に併せ直して配信する予定はあるのでしょうか。
移行に関する情報をありがとうございました。MTSAT-2への移行につきましては、実はまだあまりきちんと考えておりません。東経145度を中心とする画像になってもデータ処理上の問題はありませんが、雲画像動画アーカイブ(全球画像)のような動画系コンテンツには問題が発生します。これらの動画では途中で視点が変化しないことが望ましいため、東経140度が中心の画像に変換する必要があるでしょう。となると、リアルタイム画像は東経145度、アーカイブ動画は東経140度、ということになるかもしれません。
この問題は移行スケジュールが固まってから改めて考えたいと思いますが、もし特定のご要望がありましたら事前にご連絡ください。
なおMTSAT情報につきましては、MTSAT打ち上げを追う!ブログでも随時更新していきます。
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