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風速の単位に関して、参考になればと思います。
日本では風速の単位を国内向けにはm/s、対外的にはktを使用しています。1988年頃からktの単位について、非SI代替単位として使用期限を定めたことがあり(ICAOで、一時期使用期限が定められたことがある)、大反発を招いたことがあります。理由は航空や船舶ではktの方が利便性がよいと言うことから、20年近くたった現在でも使用されています。ICAO(国際民間航空機関)では、速度の単位をktではなく、km/hを使用するよう勧告していますが、一部の国以外では使用されていません。
風の強さについては、国内向けと国外向けで単位を使い分けている国が多く、ヨーロッパでは風速も含めてkm/hを使用している国が多くあります(ドイツやフランスなど大陸側)。国外向けはm/sを使用する国が増え、ノットは航空若しくは船舶で使用されることが多くなっております。
余計ですが、km/hへの換算はm/sの値をほぼ4倍すれば、km/hになる(ktのおよそ2倍)ので、換算に必要な最小単位(誤解を招きますが)と言った意味合いもあるかと思われます。
これは台風の強さ(最大風速の値は間違い?)へのコメントです。おそらく最初の質問とは別の方だと思いますが、丁寧にご説明いただき、ありがとうございました。
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