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2003年(平成15年)の台風に関する情報のまとめ

2003年12月30日

2003年(平成15年)の台風は21個と、平年の27個と比べてかなり少ない年でした。以下では今年の特徴的な台風を取り上げ、簡単にまとめます。 台風200310号 (ETAU) 第二室戸台風とほぼ同じコースを進み、勢力が衰えない状態で四国に上陸しました。幸い四国や関西方面では被害は軽微に止まりましたが、その後に上陸した北海道では大きな被害が発生し、特に日高地方では洪水による災害が各地に発生しました。競走馬牧場の壊滅的被害は競馬ファンにも衝撃を与え、また警報伝達の遅れなども指摘されました。 台風200314号 (MAEMI) 台風が直撃した宮古島では最大瞬間風速74.1m/s(日本の最近30年間で最大)を記録し、台風慣れしている島民が恐怖を覚えるほどの強烈な風が吹き荒れました。多くの建物のガラスが粉々に吹き飛びましたが、さすがに台風への対策はしっかりとしていたようで、かつての宮古島台風のような壊滅的被害には至りませんでした。しかしその後に台風が直撃した韓国では、大雨と強風により、死者が100名以上に達する大きな災害が発生しました。 台風200318号 (PARMA) ある意味では今年の最も奇妙な台風でした。この台風の経路は、太平洋上をほぼ完璧な形で一周するような巨大なループを描きましたが、このような奇妙な経路はめったに生じないため、日本には全く影響を与えなかった台風にもかかわらず、太平洋上をぐるぐる回る台風として話題になりました。このようなループを描いたのは、台風200317号 (KETSANA)との相互作用などを含めた絶妙の気象条件が原因でしょうが、どのような気象条件の場合にループを描くことがありうるのか、興味深いところです。

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