台風201721号 (LAN) 台風の名前 = ラン (LAN) : 嵐 [米国]

2017年10月24日 22:30 JST

台風21号(LAN)は静岡県御前崎市付近に上陸して関東地方を抜け、死者7名など全国各地に大きな被害を残しました。この台風については、台風の中心から離れた地域で記録的な暴風となったり、進行方向左側の関西地方で洪水や土砂災害などの被害が拡大するなど、一般的な台風のイメージとして語られる、台風の中心付近や進行方向右側で被害が大きくなるというイメージとは異なるパターンとなりました。これはなぜでしょうか。 秋の大型台風が日本付近に到達するとき、実は進行方向北側が要注意という場合があります。北の寒気と南の暖気が台風の北側でぶつかり合って大雨となるからです。このパターンの代表的な例は台風200423号で、この時も台風の北側にあたる日本海側で記録的な大雨となりました。今回も台風の北側にあたった関西地方で雨量が多くなったのは、こうした要因があったのかもしれません。 これに加えて、しだいに冬が近付きつつある中で、シベリア方面では高気圧が発達しはじめている点にも注目する必要があります。台風上陸前の天気図を見ると、大陸からの高気圧が張り出す中で、全体的に台風の北西側で等圧線の間隔が狭くなる傾向が出ています。等圧線の間隔が狭くなると、強風が吹く可能性も高まります。こうした要因が重なって、中心から離れた北西側で強風となったのかもしれません。 いずれにしろ、秋の大型台風は夏の大型台風とは異なる特徴を備えており、その一因は夏と秋では台風を取り巻く周囲の環境が異なる点にあります。秋の大型台風の特徴をつかんで、それに合わせた対策を取ることが重要です。

2017年10月16日 05:45 JST

台風21号(LAN)がカロリン諸島で発生しました。今後は発達しながら北上する予報です。

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