台風200914号 (CHOI-WAN) 台風の名前 = チョーイワン (CHOI-WAN) : 彩雲 [香港]

2009年09月19日 16:15 JST

台風14号(CHOI-WAN)の接近に伴って小笠原諸島は暴風域に入っています。父島では14:56に最大瞬間風速42.9m/sを記録しました。最接近時刻を過ぎて台風は遠ざかりつつありますが、まだしばらくは強風域の中で強風が続きそうです。

2009年09月17日 22:00 JST

台風14号(CHOI-WAN)は昨日よりも中心気圧は上がりましたが、中心付近の最大風速はそれほど小さくなってはおらず、依然として非常に強い台風であることは変わりません。明日の夜から明後日にかけて小笠原諸島に最も接近するとの予報になっています。今後の経路しだいで台風の影響は変わりますが、いずれにしろ中心の東側に入ることもあって、大荒れの天気が続くでしょう。

2009年09月16日 20:00 JST

台風14号(CHOI-WAN)は非常に強い勢力を保ちつつマリアナ諸島を西北西に進んでいます。下の画像をみると、昨日よりも眼のサイズが拡大し、眼の周囲の壁雲も切り立った壁雲から斜面状の壁雲に変化してきました。これは台風が小さく締まった状態から少し広がる傾向を表しているのかなという気もしますが、一方で詳細風速情報を見ると今朝は暴風域の半径がいきなり140NM(=260km)から90NM(=170km)に縮小しています。いずれにしろ台風は、発達を続けるフェーズから勢力を維持するフェーズに入ったようです。

2009年09月15日 21:00 JST

台風14号(CHOI-WAN)はさらに発達してきました。サイズも「大型の台風」にまで拡大し、中心付近の雲はいよいよぶ厚くなってきました。下の画像でもくっきりとした眼が見えていますが、今後もさらに発達を続けるとの予報が出ています。 さてGoogle Earthの上で経路を見てみると、台風は北マリアナ諸島北部のアラマガン島付近を通過したようです。ただしこの付近の島にはほとんど人は住んでおらず、また台風の中心は人口の多いサイパン島からは200kmほど離れていますので、北マリアナ諸島では台風の大きな被害はなさそうです。台風はゆっくりと遠ざかりつつありますが同時に発達を続けているため、台風の影響は一向に遠ざからないという状況かもしれません。

2009年09月15日 01:00 JST

台風14号(CHOI-WAN)は発達しつつ、北マリアナ諸島付近をゆっくり進んでいます。現状の海面水温と比較してみると間もなく水温30度エリアを出ますが、その後も水温29度エリアが続きますので、しばらくは発達を続けそうです。ただし下の画像を見る限り、バランスは良いのですが全体の雲はボリューム感にやや乏しく、強いことは強いのですが大きく発達するという感じにはまだなっていません。

2009年09月13日 22:45 JST

台風14号(CHOI-WAN)は、生まれも育ちも正統的という意味で、久々の「本格派」台風となりそうです。マリアナ諸島はこれまでも数々の強い台風を生み出してきた地域で、1) ここから西に進むと発達をさまたげる大きな陸地がなく、2) 海水温が高く広大な太平洋から長期間にわたってエネルギーをたくさん吸収でき、3) 太平洋高気圧が張り出す風の弱い地域では複雑な風に構造が乱されることも少なくなります。またこの台風は形状もサイズも整っていてバランスがよく、発達しやすい点でも要注意です。

2009年09月13日 08:15 JST

台風14号(CHOI-WAN)がマリアナ諸島で発生しました。発達しながら北マリアナ諸島に接近し、サイパンの北方を通過するとの予報が出ています。

関連する台風ブログ記事

  1. 2007年台風1号(コンレイ|KONG-REY)
  2. 2003年台風21号(ルピート|LUPIT)
  3. 2013年台風7号(ソーリック|SOULIK)
  4. 2013年台風24号(ダナス|DANAS)
  5. 2012年台風10号(ダムレイ|DAMREY)
  6. 2005年台風14号(ナービー|NABI)
  7. 2014年台風18号(ファンフォン|PHANFONE)
  8. 2015年台風15号(コーニー|GONI)
  9. 2004年台風8号(テンテン|TINGTING)
  10. 2005年サイクロンINGRID