台風２０号(CHEBI)はフィリピンの東で急発達し、10日12時JSTからの9時間で60hPaの気圧低下を示しました（実況値では）。そして最低気圧が925hPaに達した後、ほぼそのまま勢力を維持しながらフィリピンのルソン島東岸に上陸しました。一つ前の台風１９号とよく似た経過をたどっていますが、こちらの経路の方が人口密集地域にやや近く、こうした地域での大雨の程度で被害状況が異なってくるかもしれません。

台風２０号(CHEBI)がフィリピンの東で発生しました。現在のところ西に進んでおり、このままフィリピンへと上陸する予報が出ています。先月には似たような場所で台風１９号が急発達しましたが、今回の台風の発達の程度はどうなるでしょうか。現在のところはあまり発達しないという予報です。