2007年09月10日 12:45 JST
台風10号(DANAS)は現在、北緯36度から北緯37度というかなり北の位置にありながらも発達しています。 日本近海 日別海面水温でわかるように、台風が進む東経150度付近では、比較的高い海水温の領域が北方に延びています。台風10号ほど小さい台風だと、このぐらいの海水温でも勢力の維持(増強)には十分なのかもしれません。
2007年09月08日 01:00 JST
台風10号(DANAS)が南鳥島の北東で発生しました。台風9号に続き、この台風も発生位置がかなり北寄りです。今後は太平洋の洋上を進んでいくとの予報が出ています。
さて10号というキリのよい数字ですので、今シーズンの台風の発生ペースをここで確認しておきましょう。発生ペースを調べる方法は以前にも書いたと思いますが、もう一度ここでまとめておきます。
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トップページの「台風発生数」のところで、「平年=●個」のリンクをクリックする。
- 「累積発生個数」のグラフの下の「●月●日までに発生した台風のリスト」をクリックする。
- 表の下にある「次の操作」で、「発生年分布を表示」をクリックする。
- ヒストグラムの「頻度」のリンクをクリックする。
- 発生数が多い年から順に上から並ぶので、2007年を探してその順位を確認する。
この方法で、台風10号発生時点での発生ペースを比較してみると、2007年よりも発生数が少なかった年は、1983年、1975年、1998年しかありません。1998年の発生数4個という少なさは異常ですけれども、2007年も発生数としてはかなり少ないペースでここまで来ていることがわかります。
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