2007年09月18日 00:00 JST
台風11号(NARI)は韓国に上陸して消滅しましたが、済州島を中心に大雨と強風の被害が大きく、死者・行方不明者は20人ほどに達しました。
その後、台風は秋雨前線と一体化して東北地方に接近しており、今度は東北地方が大雨の中心となっています。アメダスイベント検出でもわかるように、東北地方では記録的な降水量がいくつもの地点で観測されています。
2007年09月16日 14:30 JST
台風11号(NARI)は済州島付近にあって、間もなく韓国に上陸する見込みです。最盛期よりは衰えましたが、まだ中心付近では強い風雨となることが予想されます。
日本では、アメダス降水量ランキングが示すように、九州、四国、紀伊半島の南東斜面で降水量が増えてきています。
2007年09月15日 16:45 JST
台風11号(NARI)による久米島の全島停電は、まだ復旧のメドが立っていないようですが、その被害は徐々に伝わってくるようになりました。例えば以下の新聞社サイトに少しづつ情報が出てきています。
特にやや詳しいのは沖縄タイムスの記事久米島 最大瞬間62.8メートルです。「短い時間だったが、ものすごい風が吹いた。こんな台風は、経験したことがない。」という町長の言葉が、この台風の特徴をよく表現しています。この台風は大きさがかなり小型のまま中心気圧がどんどん低下したので、中心付近では気圧の傾きが非常に大きくなって風速が増すことになりました。
このような場合、台風の中心がピンポイントで直撃した場所だけが猛烈な風にさらされることになります。台風は沖縄本島の近くを通過したにもかかわらず、今回は沖縄本島ではそれほどの強風とはならず、たまたま台風のコースに当たった久米島が、突出した被害を受けることになりました。
2007年09月15日 06:15 JST
台風11号(NARI)は久米島の西端をかすめるように通過し、久米島では01:30に観測史上1位の最大瞬間風速62.8m/sを観測しました。この台風は発生地点が沖縄に近く、しかも急発達しましたので、これほど強い台風の直撃は予想外の事態だったかもしれません。 沖縄電力によると、久米島は全域が停電となっているようです。
2007年09月14日 18:45 JST
台風11号(NARI)の元となった雲は南方からスルスルと北上し、沖縄に近付いたところでいきなり台風として出現し、そのあとも急に発達しながら沖縄本島に接近してきました。事態の展開が非常に速くなっています。台風はサイズとしては小さいですが、眼もしっかりしていて、今日の画像を昨日の画像と比較すると、台風は1日でかなり強まったことがわかります。
2007年09月13日 18:15 JST
台風11号(NARI)が発生しました。現在は南大東島の南南東にありますが、予報によるとこれから沖縄方面に接近するようです。
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