台風13号(KAI-TAK)はフィリピンを通過して南シナ海に入り、やや発達してきました。台風の前面にも強い雲が広がっており、それがすでに中国の広東省南部や海南島にかかりつつあります。この台風は当初は台湾方面に進むとの予報でしたが、どんどん進路が南方にずれて、現状ではベトナム北部方面に進むとの予報に変わっています。

台風13号(KAI-TAK)はフィリピンのルソン島北部に上陸しました。この台風は中心がなかなか定まらず、中心位置の精度も低くなっていましたが、徐々に形を整えつつあるようです。そして中心の西側から南側に強い雨雲を伴っているため、ルソン島北部を中心に大雨となっているようで、すでに死者2人という報告があります。今後台風は南シナ海に入って、香港周辺の広東省に接近するとの予報が出ています。

台風13号(KAI-TAK)がフィリピンの東で発生しています。今後、台風は北西に進んで台湾付近に接近するとの予報が出ています。