台風6号(NOUL)はすでに勢力のピークは越えましたが、予報によると、これから東の方向に転じると沖縄奄美を通過しながら一気にスピードを上げ、各地を風のように駆け抜けていきそうです。おそらく大雨はあまり長時間にはならないと思いますが、台風が接近してくると一気に風雨が強まる可能性もあり、見かけの天気に油断は禁物です。レーダー画像で台風の動きを動画で追跡してみると、先島諸島にはすでに雨雲がかかってきていることがわかります。

台風6号(NOUL)はフィリピンの東で猛烈な勢力に発達しています。大きさとしてはそれほど大きな台風ではなく、今が勢力のピークであるとは思われますが、沖縄県地方を通過する間は勢力もそれほど衰えないと考えらるため、特に中心付近が通過する地域では風雨が強まりそうです。一方、その後に九州・四国・本州南方を通過する間には勢力が衰えますが、雨には注意が必要です。

台風6号(NOUL)がカロリン諸島で発生しました。西北西にゆっくり進んでおり、今後はヤップに接近して影響が出そうです。なお、台風6号の発生時期としては、1971年に続いて2番目に早い記録です。台風5号は観測史上最も早い発生でしたが、依然として台風の発生数は平年を大きく上回っています。