2019年09月10日 06:00 JST
台風15号(ファクサイ)は、9日5時前に千葉市付近に上陸し、その後は千葉県から茨城県を通り抜け、現在は三陸沖を進んでいます(参考:気象庁防災情報XML)。
最大瞬間風速は、千葉市中央区で9日4時28分に南東の風57.5メートル、木更津市で9日2時48分に東南東の風49.0メートル、館山市で9日2時31分に南南西の風48.8メートルなど、台風が直劇した千葉県での暴風が大きな被害につながりました。千葉県を中心に各地では今も停電が続いており、復旧は長引く見通しです(参考:電力会社・電力使用状況グラフ)。そして倒木などの影響で鉄道や高速道路が寸断され、交通網は麻痺。昨日の成田空港では最大で1万人以上が足止めされ、今も混乱が続いているようです。
気象庁はこうした暴風を事前に予想して情報を提供していたため、社会の側でも早めの対策が進められてきた面はあります。また台風の通過が深夜となったため、屋外で被害に合うパターンは少なかったと言えるかもしれません。一方、今回の台風はサイズが小さかったため、接近する直前までのどかな天気が続いて台風の影響を感じることが難しく、半信半疑というムードが漂っていた面もあるでしょう。結果的には昨年の台風21号による関西地方の被害と似たような被害が関東地方でも発生してしまいました。この強度の台風に耐えられるインフラをどう作っていくか、災害に対して柔軟に対応できる組織と社会をどう作っていくかは、これからの大きな課題です。
2019年09月08日 22:15 JST
22:00現在、神津島は台風15号(ファクサイ)の眼の真ん中に。新島も眼の中に入りつつあります。最大瞬間風速は、21:03 神津島 58.1m/s (東南東)、21:51 新島 51.4m/s (東南東)。
2019年09月08日 21:07 JST
台風15号(ファクサイ)のレーダー画像ですが、20:50現在、伊豆半島から静岡県~神奈川県にまで広がってきています。また気象庁防災情報によると、神津島空港では20:33に、最大瞬間風速東南東の風52.0メートルを観測しました。
2019年09月08日 17:23 JST
台風15号(ファクサイ)が伊豆諸島から関東に接近中です。今日14時の気象衛星画像を見ると、まだ雲の形が崩れておらず、勢力が強いことを示しています。今日17時10分のレーダー画像を見ると、強い雨雲が伊豆半島にかかりつつあります。
現在、東京では生ぬるい風がやや強まってきた程度で、強い台風がすぐそばまで迫っている実感はあまりないかもしれません。しかし今回の台風に対しては油断は禁物です。しっかりと備えてください。
2019年09月08日 07:13 JST
台風15号(ファクサイ)は、関東直撃コースとなる可能性が高まってきました。今日の夜から明日の朝にかけて、伊豆半島から関東南部を直撃する可能性があります。この台風は小さく勢力が強いため、接近につれて一気に暴風・大雨が強まるパターンとなります。夜間に天気が急変しますので、避難が必要な場合は早めに行動してください。
2019年09月07日 19:16 JST
台風15号(ファクサイ)の予報は、東日本を縦断する大回りコースから、東日本をかすめる小回りコースに変わりつつあるようです。台風15号は比較的小さめではありますが、8日夜から9日昼にかけて、暴風や大雨の影響が各地に出そうです。
2019年09月06日 21:08 JST
台風15号(ファクサイ)は、やや発達しながら小笠原に接近し、8日から9日にかけて東日本に上陸する可能性も出てきました。
2019年09月05日 19:00 JST
台風15号(ファクサイ)が南鳥島近海で発生しました。今後は比較的速いスピードで小笠原・伊豆諸島へと北上してくる予報です。
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