2005年6月10日
台風4号(NESAT)の北上により、関東・甲信地方が梅雨入りしました。台風自体は既にかなり衰弱しており、中心付近の厚い雲もわずかしか残っていません。
2005年6月9日
台風4号(NESAT)は北東方向に徐々にスピードを上げてきており、このまま進めば伊豆諸島南部に接近することになります。伊豆諸島南部の島の一つである三宅島では、2000年6月の雄山噴火の後に始まった全島避難が4年5ヶ月も続いていましたが、避難指示は2005年2月にようやく解除されました。その三宅島では今も復興が進められていますが、これが避難解除後に接近する最初の台風となりそうです。
2005年6月8日
台風4号(NESAT)をちょっぴり西向きに押し出した高気圧も徐々に東に動き始め、台風の進路もそろそろ北東方向に固まりつつあるようです。気象庁の予報がここ数日ぶれ続けていたのも、この高気圧の影響に関する読みが日々変化していたからなのだと思いますが、時々刻々の微妙な調整はなかなか芸の細かい(?)進路予報だなと思います。
2005年6月7日
台風4号(NESAT)は昨日の午後に雲パターンがきれいな渦を巻いて持ち直した時間帯もありましたが、全体的には徐々に弱まる傾向にあるようです。予想進路は相変わらずぶれています。行く手を高気圧に阻まれて台風の速度もノロノロ、どこに進んでいくのかまだ見通しがつけにくい状況です。
2005年6月6日
台風4号(NESAT)は大きな眼が見えてきました。中心付近の風が弱まってきた時に眼が拡大することがあり、台風4号もそんな状況にあるのでしょうが、すぐに衰えていくような状況でもないように見えます。台風は一時期予想されたほどは北上しないようですが、今後もそれほどスピードを上げずに進むようですので、特に小笠原などでは、しばらく動きを見守っておく必要があります。
2005年6月5日
台風4号(NESAT)は雲の形の勢いが少し減ってきました。進路予想はまだ揺れ動いていて、どこに進むかを予測するにはまだ早い段階ですが、沖縄〜日本列島にどのくらい接近するかに、注意を払っておく必要がありそうです。
2005年6月4日
台風4号(NESAT)は中心付近の雲が厚く円形に発達しています。フィリピン東方沖という台風が発達しやすい海域で、再び勢力を強めてきているようです。
2005年6月3日
台風4号(NESAT)は勢力が比較的安定した段階に入っていますが、予報によると今後は再び勢力を強める場面がありそうです。
2005年6月2日
台風4号(NESAT)は発生から1日で強い台風となりました。中心付近には整った渦巻状の雲と小さく締まった眼が見え、今後も発達を続けていく徴候が出ています。
2005年6月1日
台風4号(NESAT)がカロリン諸島で発生しました。気象庁と米軍のいずれも、今後の発達を予想しています。 昨日から試験配信が始まったひまわり6号も、良いタイミングでの登場で、この台風の観測にはさっそく活躍するのではないでしょうか。ただし本サイトの気象衛星画像には、まだゴーズ9号の画像を使用しています。
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