2007年07月14日 14:15 JST
台風4号(MAN-YI)は昨日は沖縄通過後にやや衰えたようにも見えましたが、その後は持ち直し、勢力を維持したまま九州に接近しています。午後2時には大隅半島に上陸しました。九州南部を中心に降り続いた梅雨前線の大雨によって、これ以上の台風の大雨には耐えられない場所があることが懸念されます。
こうした大雨の状況を受けて、本日からアメラス(アメダス・ランキング・サービス)を開始します。このサービスは、アメダスのリアルタイムデータを、いろいろな観点からランキングすることを目的としており、現在降っている雨がその地点での観測史上何位か、全国的には何位かがすぐにわかるようになります。まだいろいろ不具合はありますが、台風が接近する状況で少しでも参考になればと願って、本日公開に踏み切ります。
2007年07月13日 12:45 JST
台風4号(MAN-YI)は沖縄本島近辺を通過中です。アメダス沖縄県(気象庁)を見ると、那覇では9時から10時にかけて最低気圧940hPa前後を記録しており、慶良間でもこの時間帯に風速が小さくなっていますので、この時間帯に台風の中心が通過していったようです。Google Earth版で確認するところでは、台風は沖縄本島と慶良間諸島の間を通過したものと推定されます。
なお現地の状況につきましては、台風前線あるいは台風への眼にいくつか情報が入っています。
2007年07月12日 18:30 JST
台風4号(MAN-YI)は昨夜からさらに発達傾向を強めました。台風の眼は小さいピンホールのような眼ではありませんが、その周囲の雲は高くそびえて眼はくっきりしており、大型で強い台風の特徴を備えています。今後さらに発達しながら沖縄本島から奄美諸島へと進んでいけば、現地は台風の最盛期で直撃を受けることとなり、相当に激しい風雨となることが予想されます。
2007年07月11日 19:00 JST
台風4号(MAN-YI)は、昨日はまだ雲の分布が偏るような状態にありましたが、今日になって第2段階の発達ステージに入ったようで、中心付近に雲がまとまり眼も見えてきました。気象庁は台風が今後もしばらく発達を続けると予報しています。現在の沖縄南方海域には、台風の発達を妨げるような要素はあまりないようですので、警戒が必要です。
2007年07月10日 19:15 JST
台風4号(MAN-YI)は着実に発達を続けていますが、まだ中心付近に雲が密集している状態には達しておらず、いろいろな形態に変化しつつ今後の成長を模索するようなステージにあるようです。ただし徐々に台風らしい形は整ってきており、もう少し時間が経てば、次の発達ステージへと進みはじめるかもしれません。
2007年07月09日 20:30 JST
台風4号(MAN-YI)は図体が大きいためか、まだ雲はゆっくりとまとまりつつある段階です。台風4号の前身となる熱帯低気圧は2日ほど前に発生しましたが、それ以来台風の雲はまとまったり消えたりを繰り返してきました。ただしその間にも、渦状の雲の形は徐々に整ってきましたので、一度中心付近に雲が集まると急速に発達するかもしれません。状況の変化にはご注意ください。
なお以前にお知らせしましたように、2007年6月22日から可視画像の提供を再開しました。せっかくですので、可視画像の提供停止前におこなっていた壁紙画像についても、機会があれば提供を再開したいと思います。以下の壁紙画像では台風4号発生後まもない時期の中心付近の雲の状況がよくわかります。
2007年07月09日 08:00 JST
台風4号(MAN-YI)がカロリン諸島で発生しました。台風は西に進んでおり、まずはヤップ島方面に影響が出そうです。 気象庁や米軍などは、台風の発達を予想しています。台風の中心はまだそれほど定まってはいませんが、台風の雲の渦巻はバランスよく大きく広がっており、条件次第では数日中にかなり発達する可能性もあります。
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