台風201211号 (HAIKUI) 台風の名前 = ハイクイ (HAIKUI) : イソギンチャク [中国]

2012年08月07日 18:30 JST

台風11号(HAIKUI)は相変わらず速度が遅く、沖縄地方に長時間影響を与えていますが、まもなくすべての地域が、ようやく強風域を抜ける見込みです。大雨が長引いたため慶良間諸島や久米島では雨量も増えて、場所によっては400mmを越えました。この地方で過去に最大の雨量を記録したのは、迷走台風として悪名高い(?)台風200116号による大雨で、今回はこの時ほどではないにしろ、やはり台風の速度が遅いことが大雨につながりました。 そして台風は現在中国・浙江省にゆっくりと接近しており、沿岸部がまもなく暴風域に入ります。中国の東シナ海沿岸も台風9号台風10号に続き3連続で台風の直撃を受けることになりますが、今回の台風がこの3つの中では最も規模が大きいと思われ、現地でも影響が出そうです。

2012年08月06日 06:30 JST

台風11号(HAIKUI)は久米島の北にあり、位置的には沖縄を通過したところですが、風雨はむしろ強くなりつつある点に注意が必要です。これは台風が昨夜から発達してきたこと、そして通過後に中心南側の強い雨雲がかかってきたことが原因です。各地の雨量も増加してきており、渡嘉敷で72時間雨量が300mmを越えるなど、沖縄本島周辺が特に多くなっています。また各地の風も強まっており、那覇空港で20m/s程度の強風が続き、名護では4:38に34.0m/sの最大瞬間風速を記録しました。台風の動きがここに来て減速している点も強い風雨を長引かせる要因で、今後も最大で250mmの大雨が予想されています。

2012年08月05日 16:30 JST

台風11号(HAIKUI)は沖永良部島付近を通過しています。ここに来て台風の雲の形は少しずつ整ってきましたが、まだ中心付近の雲はそれほど厚くまとまってはいません。雨雲レーダーを見ると沖縄本島方面に雨雲がかかっていますが、かなり隙間もあるような状況で、各地の雨量もおおむね100mm程度以下にとどまっています。またアメダス風向・風速マップによると、台風の中心に近い沖永良部でも風速は15m/s前後にとどまっており、暴風域に相当するような風が吹く状況ではありません。

2012年08月04日 15:00 JST

台風11号(HAIKUI)は進行速度が大きく、早くも大東島地方に接近しています。大東島地方はすでに強風域に入っており、奄美地方から沖縄本島地方も夕方には強風域に入りそうです。ただしこの台風、雲の分布のバランスがかなり悪く、下の画像に示すようにほとんどの雲が中心の西側に偏っています。ここからバランスのよい形に発達してくるか、それともバランスが悪いまま沖縄を通過して中国本土方面まで到達するか。今後、中心付近で雲が大きく発達することがあるかどうかに注目です。

2012年08月03日 10:30 JST

台風11号(HAIKUI)が小笠原近海で発生しました。この台風は雲の広がりが大きく、まだ中心も定まっていないような感じですが、雲がまとまってくればかなり発達しそうです。発生時の中心気圧が992hPa、最大風速が18m/sというのは、中心付近の気圧が発生時としてはかなり低いわりに、中心付近の等圧線の間隔が開いていることを示しています。 ここにきて台風の発生ペースは上がっており、8月3日現在で11個の発生というのは、近年では2002年の12個以来10年ぶりの多さとなります。太平洋上には他にも台風の卵があり、もうしばらくの間は発生ペースが上がる可能性があります。ただ2002年も最終的には発生数26個と平年並のペースとなりましたので、今年も最終的に発生数が多くなるのかはわかりません。また現在は3個の台風が同時発生していますが、活動カレンダーを見ると前回の3個同時発生は2010年で、それほど珍しいことではありません。

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