台風201513号 (SOUDELOR) 台風の名前 = ソウデロア (SOUDELOR) : 伝説上の首長名 [ミクロネシア]

2015年08月08日 20:00 JST

台風13号(SOUDELOR)は八重山地方に接近したあと、台湾に上陸しました。与那国島では、3:17に最大瞬間風速64.7m/s、3:20に最大風速45.1m/sを記録しました。台風がよくやってくる沖縄でも、60m/s以上は珍しいレベルの猛烈な風と言えます(さらに70m/s台となると記録的強風)。昨日になって台風が大型化しさらに再発達するなど勢力を盛り返したこと、また周囲の高気圧などとの気圧の傾きが大きいことなどから、台風の強風域は依然として宮古島までの地域を覆っています。レーダー画像を見ると、今も与那国島では時折雨が降っているようで、72時間降水量が400mmを越えるほどの大雨となっています。しかし沖縄電力によると、八重山地方はまだ各地で停電が続いているようです。 一方、台風が上陸した台湾でも死者が発生するなど被害が拡大しています。台湾の中央氣象局によると、総雨量は最大で1300mmを越えていますが、やはり強風による被害が大きいようで、人工物の飛散や倒壊などが報じられています。 今回のように、しっかりとした構造を備え、ピークを迎えた後に大型化してなかなか衰えない(どころか再発達することもある)台風は、やはり威力がすさまじいと改めて感じました。このような台風の一生を捉えた動画として、改めて第三世代気象衛星「ひまわり8号」画像/動画(台風高頻度観測)のページを紹介しておきます。台風の雲の形が誕生から消滅までどう変化するのか、またそれが勢力とどう関係するのか、ひまわり8号の登場によって本当に詳細に観測できるようになりました。

2015年08月04日 13:00 JST

台風13号(SOUDELOR)はサイパンを直撃する前後から急速な発達を示し、サイパンでは近年にない強風によって大きな被害が発生しました。台風はその後も発達を続けており、今朝には中心気圧900hPa、最大風速60m/s、最大瞬間風速85m/sの猛烈な勢力にまで発達しました。 この台風を、7月7日から観測が始まったひまわり8号で見てみましょう。まず可視画像の静止画としては、バンド3をBlue Marbleに重ねた可視画像およびバンド1、バンド2、バンド3を用いたカラー可視画像を示します。中心付近にはくっきりとした眼が見えます。 次に動画として、2.5分間隔という非常に高頻度の観測データが得られる機動観測域の動画を見てみましょう。バンド1(可視)バンド3,2,1(可視カラー)バンド13(赤外)の3種類を用意しました(3時間ごと自動更新)。おおむね1時間を1秒に早回しした、全体で数分程度に達するやや長めの動画ですが、雲の変化をじっくりとご覧下さい。 あちこちで雲がボコボコ発生しつつ次第にまとまっていき、やがて中心で大きな塊が爆発的に成長し、より大きな渦を巻いてくるというように、台風の発生から発達までの変化が、従来の気象衛星データとは段違いの詳細度で記録されています。台風の眼に注目してみても、最初にものすごく小さな眼ができたあと、その外側により大きな眼が生まれ、その中で小さな眼が消えていく、という一連の変化が明瞭に見えています。このようなデータを使いこなせば、台風に関する新たな発見がたくさん生まれてくるのではないか、という予感があります。 ただ「ひまわり8号」のデータはなかなか手強い存在で、私もまだ使いこなすのに苦労しつつ、試行錯誤を続けています。ひまわり8号が登場してそろそろ1ヶ月となりますが、いまだに未対応の部分が残っています。今後も少しずつ対応しつつ、新しいデータを出していきたいと考えています。

2015年07月30日 22:15 JST

台風13号(SOUDELOR)がマーシャル諸島で発生しました。今後は発達しながら西に進み、マリアナ諸島に接近する見込みです。

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