台風200621号 (DURIAN) 台風の名前 = ドリアン (DURIAN) : 果物の名前、ドリアン [タイ]

2006年12月06日 22:00 JST

台風21号(DURIAN)はタイランド湾で消滅しましたが、フィリピンとベトナムには大きな傷跡を残していきました。ベトナムでは死者・不明者が約100人に達し、12万件もの家屋が被害を受けました。ベトナム南部は低緯度ということもあって強い台風の来襲はあまり多くない地域で、たとえ衰弱しつつある台風であっても被害状況が拡大しがちです。また、フィリピンのマヨン火山における泥流災害では死者・不明者も1200人を越え、現地の壊滅的な被害を受けて各国や国際機関・NGOなどの支援が既に続々と始まっています。

2006年12月05日 18:30 JST

台風21号(DURIAN)は、ベトナム南部ホーチミンからは100kmほど南を通過してメコンデルタの一角に上陸し、まもなくタイランド湾に抜ける模様です。現在は勢力もかなり弱まりましたが、ベトナムからは被害報告が相次いでおり、死者26人といった情報が入ってきています。

2006年12月04日 22:45 JST

台風21号(DURIAN)はベトナム南部に接近していますが、雲域はかなり縮小し勢力も弱まってきています。なおフィリピンの泥流災害ですが、死者450人、行方不明599人へとさらに被害の規模が拡大しています。

2006年12月03日 01:00 JST

台風21号(DURIAN)によるマヨン山での大規模災害は、被害がさらに拡大しています。死者は303人、行方不明者が293人、その他にも家屋が洪水で流されたり強風で壊されたりといった被害が多数にのぼっているようです。 マヨン山はフィリピンに22ある活火山の一つで、Wikipedia: Mayon Volcanoによると過去400年間で50回も噴火しており、今年も8月から噴火活動が始まっていました。このような噴火活動の繰り返しを経てマヨン山は円錐形の美しい姿を見せており、Wikipedia: マヨン山によると、その山容は「富士山よりも美しい」とのこと。また同記事によると、火山の噴火により危険地帯が広がっているものの、「現地は貧しく、危険地帯として指定された場所で耕作せざるを得ない状況がある」ということで、この状況が今回の悲劇の背景にありそうです。 Google Earth版で今回の台風経路とマヨン山(13.257N, 123.685E)を比較してみると、今回の台風はマヨン山の北およそ15kmと非常に近い場所を中心気圧940hPaで通過しており、現地の風雨は猛烈に強かったものと考えられます。Google Earthではマヨン山の美しい山容(とたなびく噴煙)が確認できますが、「富士山よりも斜面が険しい」という山の形状が、今回の泥流災害をより激しいものにしたのではないかと想像できます。

2006年12月01日 23:45 JST

台風21号(DURIAN)による大雨で、ルソン島南部の活火山・マヨン山では噴火で積もった火山灰と岩石が流れ出してふもとの村を埋めてしまい、死者・行方不明者が400人以上に達する大規模な災害が発生しています。マヨン山のあるアルバイ州は台風による被害が最も深刻で、家屋の倒壊や倒木、停電などが各地で発生しているとのことです。

2006年12月01日 00:30 JST

台風21号(DURIAN)はルソン島に上陸後、多少勢力を弱めつつルソン島中部を西に横断しています。台風のこれまでの経路は北への成分が少なめですので、このまま進めばマニラ首都圏への直撃は避けられそうな状況です。

2006年11月29日 20:00 JST

台風21号(DURIAN)はフィリピンの東で猛発達しています。1日で中心気圧が60hPaも低下し、「非常に強い」台風にまで強まってきました。最近はなぜかフィリピンの東で猛発達する台風が多く、台風19号台風20号に続いて3個連続で同じパターンが続いています。そこでこの3つの台風を比較してみましょう。
台風200619号 台風200620号 台風200621号
Typhoon 200619 (WNP) : MTS106102903 Typhoon 200620 (WNP) : MTS106111012 Typhoon 200621 (WNP) : MTS106112909
MTS106102903
910hPa / 105kt
(16.2N, 124.1E)
MTS106111012
925hPa / 105kt
(16.2N, 124.2E)
MTS106112909
920hPa / 100kt
(13.2N, 126.8E)
いずれの台風もピンホールのような小さな眼を持っているという点が共通しています。台風20号は、中でも特に眼が小さく全体の大きさも小さいので、中心付近の風が強いタイプの台風でしょう。台風21号はそれに比べると、より広い範囲に影響を及ぼす台風のように見えます。中心から噴き出す雲の量も以前の2個の台風に比べて多くなっており、雨雲がより活発となる可能性もあります。 またやや気掛りなのは、台風21号が前の2個の台風に比べると300kmほど南を進んでいることです。この差によって、台風が森林地帯のルソン島北部を直撃するのか、人口密集地帯のマニラ首都圏を直撃するのかという違いが出てきます。

2006年11月26日 19:30 JST

台風21号(DURIAN)がフィリピンの東で発生しました。もうすぐ12月というこの時期ともなると、月ごとの台風経路図の12月の経路図で明らかなように、ほとんどの台風はフィリピン方面へと西進することになります。今回の台風では、まずヤップ島が明日にも台風の影響を受けそうです。その後について、JTWCはフィリピンへの上陸前にかなりの発達を予想しており、今後の勢力の推移を見守っておく必要があるかもしれません。

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