台風201102号 (SONGDA) 台風の名前 = ソングダー (SONGDA) : 北西ベトナムにある川の名前 [ベトナム]

2011年05月29日 23:00 JST

台風2号は四国沖で温帯低気圧に変わりました。台風は比較的陸地に近いコースを進んだため、あわや上陸かというところまで接近しましたが、最後はさすがに台風としての構造は維持できずに温帯低気圧に変わることになりました。しかし今後も東北地方を中心に大雨や強風が予想されています。東北地方太平洋沖地震の被災地では、堤防などの復旧がまだ十分には進んでおらず、地震の影響で土砂災害が起こりやすくなったり、地盤沈下で浸水が起こりやすくなったりしているため、地震以前よりもさらに余裕をもって警戒していく必要があります。 また福島第一原発の今後の行方に関しても、台風と福島第一原発との関係についての心配が高まっています。そうした情報ニーズに応えるため、これまで福島第一原発周辺の風向きマップを提供してきましたが、本日この姉妹サイトとして、福島第一原発周辺の雨量マップをオープンしました。福島第一原発では汚染水の水位上昇と海洋汚染への懸念が高まっていますが、これらの気象情報を活用して、今後も事故の行方を注視していきたいと思っています。

2011年05月29日 07:00 JST

台風2号(SONGDA)は先島諸島から南西諸島に沿うように北東に進んでおり、広範囲で強い風を記録しました。最大風速では15:16に鏡原で15:16に33.4m/s(南南東)、下地で17:42に36.2m/s(西北西)、沖永良部では0:33に34.0m/s(南)などを観測しています。また最大瞬間風速でも、那覇でも22:00過ぎに55.3m/s、名護でも22:30過ぎに50.9m/sを観測しています。 過去のアメダスデータベースに基づく大雨・強風イベント自動検出を見ても、最大風速では笠利の29m/s(3:00)、名護の35m/s(23:00)、安次嶺の40m/s(22:00)、下地の35m/s(15:00)、鏡原の31m/s(15:00)などが過去の最大値を更新しています。今回の台風は勢力の強さの割にはコンパクトなサイズだったために、中心付近での気圧の変化が大きく急に強い風が吹いたこと、そして台風の速度が比較的速くなったうえに南西諸島各地が進行方向右側の強風域(危険半円)に入ったこと、などが原因として考えられます。 一方の大雨については、沖縄よりもむしろ奄美以北で雨量が増えています。特に中之島屋久島では72時間雨量が400-500mmに達しており、雨量がかなり多くなっています。これらの地域では台風の進行方向と雨雲の動く方向が同じとなったため、次々に雨雲が通過したことが原因ではないかと考えられます。 台風は昨日から衰弱が続いていますが、気象(雨雲)レーダーを見ると、雨雲の中心は九州南部から四国・紀伊半島に移動しつつあります。台風が弱まることと雨が弱まることは別ですし、今回の台風では梅雨前線の影響も重なっていますので、今後も大雨への警戒が必要です。

2011年05月27日 23:15 JST

台風2号(SONGDA)はフィリピンの東で勢力のピークを越えました。下の画像を見ても、昨日に比べると中心付近の厚い雲が減少し、眼も拡大して輪郭がぼやけ気味になってきたような印象を受けます。ただし勢力がピークを越えたからといって、必ずしも台風の影響がピークを越えたというわけではありません。例えば、強風や大雨の範囲の拡大は今後も続く可能性があります。さらに台風の北上に伴って、(今日になって)関東地方にまでのびてきた梅雨前線と合わせた雨量も増えてきます。この台風は5月の台風としてはかなり本州近辺まで北上する予報となり、沖縄から関東・東北地方まで日本の多くの地域で警戒を要する状況となってきました。まずは先島諸島です。明日早々には強風域に入り、風雨が強まってきそうです。

2011年05月26日 20:30 JST

台風2号(SONGDA)はフィリピンの東で猛烈な台風に発達しました。昨日あたりから発達のスピードが上がり、現在がピークかもしれません。下の画像でも小さな眼がはっきりしており、中心付近の雲もかなりぶ厚くなってきていることがわかります。今後の台風進路が先島諸島の南方から沖縄方面にどのくらい近付くか、継続的な注視が必要です。

2011年05月22日 10:45 JST

台風の名前に関する話題ですが、台風のアジア名は、140個の名前が一巡すると再び同じ名前を使い回すことになっています。ソングダー(SONGDA)という名前は、7年前の台風200418号にも使われました。しかし前回の台風ソングダーは、ニュース記事災害情報が示すように北海道を中心に死者47名と、台風の名前の引退があっても不思議ではない規模の災害を引き起こしています。ではなぜ、この名前は引退しなかったのでしょうか。 2004年は日本に10個の台風が上陸するという記録的な年でしたので、引退にふさわしいような名前が多すぎたのかもしれません。と考えて調べてみると、2004年の台風で名前が引退したのは、200401 (Sudae)200408 (Tingting)200413 (Rananim)の3つだけでした。つまり日本国内で大きな被害が生じた台風の名前はどれも引退していないのです。 おそらく気象庁の立場からすれば、「日本国内ではそもそもアジア名を使ってないのだから、引退など気にする必要はない」ということなのでしょう。まあ、台風の記憶がどのくらいアジア名と共に残るかによって、引退を申請する必要性も違ってくるのは確かです。例えば中国ではアジア名を積極利用する方向にあるので、中国で大きな被害を出した200413 (Rananim)は引退となったのかもしれません。 今回の台風も前回のソングダー並みに発達する可能性があり、再度のソングダー災害が発生しないことを願います。

2011年05月22日 07:30 JST

台風2号(SONGDA)がカロリン諸島で発生しました。現在ヤップ島が強風域から抜けつつあります。この台風は、フィリピン東方海域をゆっくり西進しつつ今後の発達が予想されていますので、警戒が必要です。

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